 
10月27日から29日まで日本を訪問していたアメリカのトランプ大統領。羽田空港に到着し、六本木にある米軍のヘリポートまでを大統領専用ヘリ『マリーンワン』で移動した際は、多くの人が東京の空を見上げるなど、6年ぶりの来日に注目が集まった。
昭恵夫人がもらったプレゼント
「27日は皇居の御所で天皇陛下との会見に臨みました。28日は高市早苗内閣総理大臣との首脳会談が開かれ、日米間の安全保障、経済協力、貿易問題などを協議。会談は終始和やかな雰囲気で進み、高市氏もトランプ氏との友好に手ごたえを感じたようです。そして29日には次の訪問国である韓国へと出発しました」(全国紙政治部記者、以下同)
2泊3日の弾丸スケジュールの中、ある意外な人物とも面会をしていたという。
「2022年に亡くなった安倍晋三元首相の妻である安倍昭恵さんです。安倍元首相はトランプ大統領と厚い信頼関係を築いた長年の友人として知られています。2016年、トランプ氏が大統領に初当選すると、安倍元首相は他国の首脳に先駆けてニューヨークのトランプタワーを訪ね、ゴルフクラブを送っています。
また、2019年にトランプ大統領が国賓として来日した際には、大相撲で『米大統領杯』を用意するなど、おもてなしを欠かしませんでした」
そんな安倍元首相にトランプ氏は深い親愛を寄せており、2022年に安倍さんが急逝した際には「我々は非常に親しい友人になり、シンゾーほど平和への情熱を持った人物はいなかった」「彼がいなくなるのはとてもさみしい」との声明を発表していた。
よき友を悼む思いは今も変わっていないようだ。
「日本では各界の要人たちとの接見の場が設けられており、トランプ大統領のスケジュールは分刻みでした。そんな中でも、安倍昭恵さんとの面会の時間を設けたのです。昭恵夫人は自身のXにてトランプ氏と面会したことを明かし、《主人のことを今も大切に思ってくださり、私にも温かいお言葉をかけていただきました》と綴りました」
 
その際、昭恵夫人がトランプ氏に贈ったプレゼントが話題となっている。
「タンブラーとグラスを贈ったようです。タンブラーには握手をするトランプ大統領と安倍元首相が描かれ、裏には“Shinzo Abe(1954-2022)”と書かれていました。グラスには昨年、トランプ大統領がペンシルベニア州での演説中に銃撃を受けた際の写真がプリントされていたのです」
この昭恵夫人の“粋”なプレゼントにネット上では、
《これでダイエットコーク飲んでほしい》
《1954~2022がなんとも切ない》
《ぜひホワイトハウスで使ってほしい》
《心のこもった素敵なプレゼントですね》
と感動の声が相次いでいる。安倍さんが築いた信頼の遺産は、いまも日米関係に静かに息づいている。昭恵夫人の贈り物は、その絆が色褪せていないことをそっと示す形となった――。





 
   
    










