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ー 山田洋次監督91本目の新作
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ー ミート矢澤からのサプライズ

 11月21日、木村拓哉と倍賞千恵子が出演する映画『TOKYOタクシー』が公開された。世間がイメージする木村の演じる役柄といえば、“イケメン”で“ヒーロー”、“ブレない”といったところではないだろうか。しかし、今回は打って変わって平凡なタクシーの運転手を演じている。

山田洋次監督91本目の新作

映画監督の山田洋次
映画監督の山田洋次

「メガホンを取った山田洋次監督は、今回が91本目の新作となりました。原作は日本では,23年に公開されたフランス映画の『パリタクシー』。木村さん演じる個人タクシー運転手の宇佐美浩二は、倍賞さん演じる85歳の高野すみれを東京葛飾の柴又から、高齢者施設のある神奈川県の葉山まで送ることになります。すみれの人生を振り返る1日の旅を通して、ふたりが心を通わせていく温かい物語です」(映画誌ライター)

 木村は10月に発売された雑誌『marie claire』のインタビューで、山田組の現場についてこう答えていた。

《張り詰めた空気は一切ないけど、厳しいですよ。本読みから本気です》

 撮影前から出演者、スタッフが本気で挑んだ1本のようだ。映画の公開初日には、舞台挨拶が行われ、木村もインスタグラムで映画をPR。その投稿に添えられた写真がネット上で話題を呼んだ。

「舞台挨拶の場に、ハンバーグを中心とした肉料理が有名な『ミート矢澤』の矢澤コンボ弁当が用意されました。1個3900円とお高めですが、黒毛和牛のハンバーグと、内もものステーキが楽しめるお弁当です。今回は“祝公開TOKYOタクシー”と書かれた熨斗がかけられていたようで、出演者は大喜びだったんだとか。

 ミート矢澤といえば、Netflixで配信されたtimeleszの追加メンバーを決めるオーディション企画『timelesz project』で、木村さんがメンバーに差し入れしたお弁当でもあるんです」(芸能プロ関係者)