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ー 脳梗塞から“復帰”した95歳の二代目市川寿猿

 歌舞伎役者の松本白鸚が、体調不良のため歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の夜の部「女殺油地獄」を25日の千秋楽まで休演することが明らかになった。公演は1月2日より始まったが、松本は体調不良のため6日から公演を休演していた。

脳梗塞から“復帰”した95歳の二代目市川寿猿

「松本さんは、前名の九代目松本幸四郎の名が知られています。歌舞伎役者ばかりでなく、ミュージカル、映画作品、テレビドラマにも俳優として出演しています。長男は十代目松本幸四郎(前名・七代目市川染五郎)さん、次女は女優の松たか子さんです。2016年に二代目松本白鸚を襲名しました」(スポーツ紙記者)

 代役はダブルキャストで小栗錦左衛門を演じている中村東蔵が出演すると発表されたが、中村の年齢が83歳の松本より上の87歳であったため、ネット上でも驚きの声があがっている。

《松本白鸚が体調不良で、83歳だもんな大変よねって思ってたら代役の中村東蔵が87歳でえらいこっちゃと背筋伸びた》
《83歳の代役を87歳がやるって、やっぱり歌舞伎ってすげー世界だよ》

 松本や中村に限らず、歌舞伎俳優の世界では高齢の人間が活躍中だと語るのは芸能ジャーナリストだ。

「歌舞伎界全体で、もっとも高齢の役者とされているのが二代目市川寿猿さんです。1930(昭和5)年生まれの95歳です。幼少期から舞台に立っているため、芸歴は90年を超えます。2022年には92歳でスーパー歌舞伎の“宙乗り”をこなしました。2024年に体調不良のため、出演予定だった博多座の公演『スーパー歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 ヤマトタケル』を休演し、本人のXで脳梗塞を発症していたと明らかにされました」

 それでも市川は現在もXを精力的に更新中だ。

「1月2日には《壽初春大歌舞伎夜の部『女暫』にて中村七之助さんの巴御前の茶後見をつとめさせていただきます。精一杯頑張ります》とポストを行っています。市川さんは、Xアカウントのほかオフィシャルブログも持っていて、2025年5月20日には95歳の誕生日を記念してオンライントークショーも開催しています」(前出・芸能ジャーナリスト)

 歌舞伎俳優は“生涯現役”の仕事なのだろう。松本もまずはしっかりと体を休めて、再び舞台に立つ日を待ちたいところだ。