自分からアプローチはしない?

「できないですよ(笑)。自分でできることといえば、“連絡先を聞く”がマックスだと思います」

 意外(?)と奥手な素顔、またそこも可愛い! 女の子にキュンとするポイントって?

「キュンとするポイント、なんだろう。でも、僕のことに気づいてくれるとうれしい。“疲れてる?”とか“悩んでる?”って、声をかけてくれたり察してくれる人にはキュンとするかもしれないです。こういうことを言ってると、あんまり男らしくないなと自分でも思います(笑)」

 そんな部分も、包み隠さないところが素敵です♪ 映画の公開まであと少し!

「初主演という意味でもすごく大切ですし、昔から尊敬している小栗旬さんとまたご一緒できた特別な作品です。5年後、10年後にあらためて見ても、この映画に込められた意味の大切さに気づけるような気がしています。

 早くみなさんに見てほしい。見てくださった方たちの感想を聞くことが、今は本当に待ち遠しいです!」

北村匠海 撮影/佐藤靖彦
北村匠海 撮影/佐藤靖彦
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もっと北村匠海に迫るQ&A

 どんな高校生だった?

「わりと、おとなしい高校生だったかなと思います(笑)。でもその反面、同世代の友達と話しているときに“今の世の中は~……”って語りだしちゃうタイプ。ちょっと熱くなったら、話が長くなりがちです(笑)」

 今、“愛している”のは……?

「写真です。デジタルよりもフィルムで撮ることが好きで、被写体は友達が多いですね。最近は照明をちょっと勉強しています。写真って、カメラの設定では限度があるから、光の作り方で決まるんですよ」

 同じ“僕”を演じた小栗旬はどんな存在?

「出会いは映画『TAJOMARU』(2009年)で、僕は小学校高学年でした。そのときは僕が小栗さんの役の幼少期を演じて、今回は小栗さんが“僕”の12年後を演じてくださって。運命的なものを感じます。この映画でも、僕の成長を見せられたらいいなと思って臨んだ作品です」