スペシャルQ&A【植原卓也編】

――佐藤さんには言ってないけど、感謝していることは?

植原 やっぱり歌のことですね。どういうふうに声を出すといいとか、シュガーさん自身が普段されていることをしっかり教えてくれるんです。自分のすごい武器とか得意なものって隠しておきたい人もいると思うのですが、どんどん教えてくれる。声の出し方なんか、ホントはお金取ってもいいのではないかというくらい、レベルの高いことを教えてくれて。他のキャストの方にも教える姿を見ることがあるので、「シュガーさんいいんですか?」と聞いたら、教えるのがとにかく好きだからっておっしゃっていて。教えることが自分の勉強にもつながるからって。毎朝、一緒にストレッチや声出しするときとかも、朝からレッスンが開かれているのかと思うような時間があって。

 他の作品で歌う前とかレッスンで練習しようかなと思うときに、シュガーさんの顔が出てくるようになりました(笑)。「シュガーさんはあんなふうに言ってたな」とか「じゃあこれでトライしてみようかな”とか。もう本当に感謝していますし、信じて間違いない方です。

――佐藤さんに直してほしいところは?

植原 直してほしいところとは少し違うかもしれないのですが、シュガーさんはめちゃくちゃ身体が硬いんです。何でも完璧なので、単純に柔らかくあってほしかったのですが(笑)。でも、身体が硬いのをかなりネタにしていて。稽古場でも、前屈とか全然できないのをみんなに見せて、笑いながら「ほら、こんな硬くても声は出るんだよ」と言うんです(笑)。だから、「そこはネタにしなくてもいいのに」って。芝居をいつも追求するぐらいに、身体も少しずつ柔らかくしてほしいなって思います。

――スマホの今の待ち受け画面は?

植原 待ち受けは初期設定のままですね。ただ、写真はすごく好きなので、スマホの写真フォルダに写真とか画像はたぶん人よりあるんじゃないかな。好きだなと思った絵やデザイン画みたいなのも保存していて、フォルダに入ってる画像は暇なときに見たりします。自分が写ってる写真でも「なんかこのシチュエーション好きだったな」とか、そう思えるものを見ていて、テンションが上がったりします(笑)。

植原卓也 撮影/伊藤和幸
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――あなたにとって愛とは何ですか?

植原 愛とは……誰もが生まれてきた瞬間から受けているものだと思います。感じているものというか。僕が今一番感じるのは、やっぱり親からの愛。愛を持って育ててくれたんだなとか、すごく感じるようになってきて。なので最近は、今までより両親のことを意識して接するようにもなりました、もっとできることがあるかなとか。若いときはちょっとカッコつけてそっけなくしたときもあったので、その分を取り戻したいなという気持ちがあります。同年代のキャストでも、まだ親のことをあまり意識していない方を見ると、「もったいないよ」と思うことがあります。恥ずかしいのはわかるんだけど、もったいないよって思います。

――ご自分のトリセツ、佐藤さんのトリセツを教えてください!

植原 自分のトリセツは……褒められるのはやっぱりテンションが上がりますね。ファンの方からの感想も見るのですが、自分を昔から応援してくれている方が、「すごい歌がうまくなってきた」とか書いてくださるのを見るとうれしいです。また、最近僕のことを知ってくれた方が、ポロっとつぶやいてくださったのを見たときも、とてもテンションが上がります。たったひとつでも1日ハッピーになれる。ファンレターもすごくうれしいですし、舞台に出始めた19歳から今まで、読まなかった手紙はないです。プレゼントも全部見て使わせていただいてます。ここは一番主張しておきたいところです(笑)。本当にいつも皆さんのことを考えていますし、かなり影響されています。

 シュガーさんのトリセツ……。年下の場合、自分からガツガツ行くと、とても可愛がってくださいますね。僕は、出演する作品が決まったときに、シュガーさんと『キューティ・ブロンド』の楽屋で話していたことを思い出すんです。次こういう作品で出られたらいいなとか、お互いに結構ディープなところまで話せたので。それで、「僕、こういうのが決まってうれしいです」ってシュガーさんに伝えるんです。最近も「楽屋で話していた、出演したかった作品が決まったんですよ」ってメールを送ったら、「ホントに良かったね」ってキラキラキラ~というような絵文字付きで返信してくれて、とても感動しました。

――最近、胸がキュンとなったことは?

植原 街を歩いていて、たまたま前から歩いてくるOLさんが、すごく微笑んでいたんです。ひとりで歩いてたんですけど、その人が一瞬切り返して、後ろに戻っていったんです。不思議に思って見ていたら、そこに咲いていたきれいなお花を、急にうれしそうに撮り始めたんです。

 ここからは僕の妄想になってくるのですが(笑)、歩いてたときにお花を一瞬なんとなく見て、思わずキレイなお花があったなと思ってテンションが上がったのか、「あ! 写真撮っておこう」って思って撮ったんだろうなって。でもその様子がすごく自然で、胸キュンしました(笑)。男にはない感覚だなと思います。なんて素敵な日常を垣間見れたんだと、ホントに思いましたね。あまりにもドラマみたいなストーリーだったので覚えておきたくて、携帯にメモしました(笑)。

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<プロフィール>

さとう・たかのり◎1986年2月5日、福島県生まれ。O型。ヴォーカル・グループLE VELVETSメンバーとして’08年デビュー。テノール担当。ミュージカル俳優としても活躍。2018年1〜2月ミュージカル『マタ・ハリ』(大阪梅田芸術劇場・東京国際フォーラムホールC)に出演。LE VELVETSの活動は、12月5日京都ディナーショー、12月15日NHKホール、12月24日名古屋ディナーショー、12月25日山口きずな音楽祭に出演。

うえはら・たくや◎1988年6月22日、大阪府生まれ。A型。2000年デビュー。ミュージカルからストレートプレイまで数多くの舞台に出演する実力派。今後は、ミュージカル「『黒執事』-Tango on the Campania-」(12月31日~ TBS赤坂ACTシアターほか)、地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15『ZEROTOPIA』(’18年4月9日~ TBS赤坂ACTシアターほか)出演。

(取材・文/井ノ口裕子 撮影/伊藤和幸 ヘアメイク/宮内直人)