スペシャルQ&A【佐藤隆紀編】

――植原さんには言ってないけど、感謝していることは?

佐藤 芝居に関して、話し合いですぐ解決するよりも、役者としていい意味でのプライドを持って、ステージで自分がどういうことをやりたいのかを、しっかりアピールしなければいけないとか。そういう役者としての姿勢みたいなものを教えてもらって、ありがとうっていいたいですね。あと『キューティ・ブロンド』の楽屋は彼のおかげでホントに楽しかったんですよ。イタズラし合ったりしても、真面目な部分でのキャッチボールでしっかり投げ返してくれるので、ありがたかったです。すごく居やすかったですし、楽屋が一緒でよかった。

――植原さんに直してほしいところは?

佐藤 繊細なところですかね。繊細であるがゆえに、それで彼が苦しくなってほしくはないなって思うんですよ。気にしないで笑い飛ばすような部分がもう少しあったら、たぶん最強なんじゃないかなと思いますね。ホントにナイーブなところがあるので(笑)。そこがいいところでもあるんですけど、変わるともっと彼自身が楽になるんじゃないかなって。

――スマホの今の待ち受け画面は?

佐藤 わりと自然の写真を待ち受けにすることが多いですね。この前は、地元の福島の滝の写真にしていました。夕焼けとか自然の画像がいいです、元気がもらえるので。待ち受け画面は1回決めたら1~2年は変えないですね。

佐藤隆紀 撮影/伊藤和幸
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――あなたにとって愛とは何ですか?

佐藤 やっぱり真摯(しんし)に思うことですよね。その人とか、そのものとか、作品もそうですけど、誠実さはすごく大事だと思います。誠実にそのものや人に向き合うこと。恋愛観の話になりますけど、落ち込ませたり落ち込んだり、恋愛っていろんなことがありますよね。だけどそれって絶対いつか幸せになるために必要な経験をさせてもらってると思うんです。傷つけられたからわかることもあるし、傷つけたから学んだこともあると思うし。だからそこで「傷つけられた、アイツは最悪だった」とかじゃなくて、そこを感謝する誠実な気持ちが愛に変わるのかなと。だからどんなに傷つけられた女性だとしても、傷つけてしまった女性だとしても幸せになってほしいし、そこには誠実にその人を思う気持ちというか――なんかそれは一般的に恋愛的な愛とはちょっと違うかもしれないですけど、人間的な愛を持っていたいなと思いますね。

――ご自分のトリセツ、植原さんのトリセツを教えてください!

佐藤 植原くんはシャイだと思うから、こちらから懐に飛び込んだほうがいいですね。そのほうが距離が縮まると思います。大好きだよっていう思いを持って。それで最初は褒めてあげたほうがいいですね、絶対に(笑)。いきなりダメ出しはしないほうがいいです、ナイーブなんで。ダメ出しとかをするならば、手紙とかで書いたほうがいいと思いますね。ちゃんと愛が伝わる言葉をのせて(笑)。

 自分のトリセツは、すごいウエルカムで、もういろんなことを気がねなく言ってほしいし、声もかけていただきたいです。ただ、礼儀のない方はちょっと苦手かもしれないですね。例えば、人前で「キャー、佐藤さ~ん!」みたいなのは苦手です。目立ちたくはないので(笑)。ミュージカルとかを自分が見に行ったときに、大きい声で声をかけられるのはすっごい苦手なので、そういうときは静かに声かけていただければ、全然ウエルカムなんで(笑)。あと、苦手なのはパクチー。自分から進んでは食べないです。

――最近、胸がキュンとなったことは?

佐藤 ファンの方からいただくお手紙でキュンとすることは多いですね。ホント読んでいて涙とか出ます。「人生で辛かったこととかもあるけれど、僕らの歌で救われた」とか、「元気もらった」みたいなことが書かれてると、ホント涙止まんないですね。“もう、このためだよな~歌ってるのって”ってキュ~ンってしますね。あとは幸せそうな笑顔を見てるとき。前回も言いましたけど、笑顔の素敵な人が好きなんですよ~。お客さんの笑顔も、街ですれ違った人の笑顔もキュンとします。