小雪と松山ケンイチ

 深田恭子と松山ケンイチが妊活に励む夫婦を演じる、ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)。おもちゃメーカーに勤める心優しい夫・大器(松山)と奈々(深田)の葛藤や2人を取り巻く人々との関係を丁寧に描いている。

 ドラマでは奈々に先導されながら妊活する夫だが、実生活では松山は3人の子どものパパ。2011年4月に小雪と結婚すると、翌12年に第一子となる男の子が誕生、13年には女の子、そして15年には二男が誕生した。

小雪は第一子を出産して仕事復帰した際に“産後1カ月は疲れがひどくて、子どもがかわいいと思えなかった”と育児の大変さを語っていました。

 2人目は韓国で出産しましたが、この時は出産直前に入院した産院を無断で転院するなど、トラブルが報じられました。でも、松山はちゃんと出産に立ち会って、ずっと小雪のそばで励ましていたんですよ」(芸能関係者)

 第一子が生まれた年、松ケンはNHK大河ドラマ『平清盛』に主演するなど多忙を極めていた。

「松ケンはいつも家族優先で、進んで家事や育児もこなすイクメンなのですが、大河ドラマの時だけはさすがに“セリフを覚える時だけは、集中させて”と頼んだそうです。

 小雪さんは年上女房ですが、意外と甘えん坊なところがあって、いつもベタベタしたいタイプ。子育てと家事で手一杯で彼と二人だけの時間がなくなるのが嫌で、早くからベビーシッターさんとお手伝いさんを頼んだそうですよ」(前出・同)

 結婚後は「子どもは大好きなので、たくさん欲しいです」と“子だくさん”宣言をしていた小雪。松ケンが休みの日には、いつもは通いのお手伝いさんに泊まり込みをお願いすることもあるという。

「松ケンさんは赤ちゃんが泣くと気になるようで、夜中でもすぐに起きてしまうので、小雪さんは“2人でゆっくりできない”と、不満そうでした。

 そこでお休みの日には、“一晩だけでも赤ちゃんに邪魔されずにケンイチ君とゆっくり寝たいからお願いしますね”と自宅の一室を提供したそうです」(同)

 松ケンは今回のドラマを撮影するにあたり「改めて家族やパートナーは大事な存在だし、これからも大事にしていかなければいけないと強く感じた」と話している。

小雪さんは今でもエステなどに通って、美容には気を使っています。子どもがいるからといって、パパとママという関係ではなく、夫と妻でいたいと、あくまでも女性として見てほしいようで、自分磨きには手を抜きません」(プロダクション関係者)

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<取材・文/小窪誠子>