そんなリアリティーが人気を後押しし、現在でも“おっさんず特需”はとどまるところを知らない。思わぬ場所で余波が生まれていた。

「田中さん演じる春田が使っていた黄色い星のマグカップですが、大手家具メーカーの『ニトリ』で299円で販売されている定番商品。放送されてからは売り切れてしまっています」(ファンの女性)

 同じく、100円ショップ『Seria』などで販売されている猫の付箋も、林が劇中で使用したことがファンに特定されて品薄に……。

「2つ合わせて400円程度ですが、メルカリなどでは10倍ほどの金額で転売されています」(同・ファンの女性)

 いずれも再販の予定はあり、

「夏ごろをメドに再販予定です」(ニトリ)

「7月上旬に欠品解消の見通しです」(Seria)

 とのこと。高額転売のものではなく、正規価格で購入できる日も近い!

増える“聖地巡礼ファン”

おかずクラブも聖地巡礼で豊洲へ(Instagramより)
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 使用している小道具だけでなく、キャストたちが愛を育んだロケ地もファンの心を癒している。最終回では、田中が林へ愛を叫んだシーンが放送されたのだが、この撮影が行われたのが、東京・豊洲。現在では、“聖地巡礼”に訪れるファンが後を絶たないといい、おかずクラブの2人も訪れていたとか。

「彼らがすれ違った場所や、告白した場所などが実際にあるので、多くの人が写真撮影に訪れています。同じ目的で来た人に写真を撮ってもらうとか(笑)。ここで愛が生まれたんだなって、感動しました」(訪れていた女性ファン)

 放送終了から1か月たってもなお、このように熱狂的なファンがたくさんいる。このロス気分はどこから来るのか。

今の時代に合致していましたし、王道ということで万人が飛び込みやすかったのでしょう。全員男性ということ以外の内容はクセが強くなく、好き嫌いも分かれないのだと思います。

 それによってSNSで人気が出て話題になり、ドラマをふだん見ていない人たちを取り込んだように感じますね。今はタイムシフト視聴も身近になりましたし。ウワサを聞いたまだドラマを見ていない人が視聴して、どんどん合流していっているのかもしれません」(吉田さん)

 おっさんずロスに泣かず、もう1度、渦の中へ飛び込んでみるのもいいかも!