2人で力を合わせて、家庭を築く結婚

 もうひとりのシングルマザー、上野ひとみさん(38歳、仮名)には、高一になる男の子、ショウくんがいます。

 ひとみさんは、ショウくんが生まれる前に結婚を取りやめたので、戸籍上はずっと独身。ショウくんの父親である男性や実家の経済的サポートは一切受けずに、ショウくんをここまで育ててきた頑張り屋です。

 そんなひとみさんが、今、再婚に向けて真剣交際に入っているのが、バツイチで別れた妻方に2人の女の子がいる山内健太郎さん(41歳、仮名)です。彼は、毎月、養育費として12万円を支払っています。

 ひとみさんは言います。

「山内さんはしっかり収入がある方だけれど、毎月12万円の養育費を出しているので、そこは経済的にも大変だと思います。でも、養育費を払うというのは、男性として責任ある行動だし素晴らしいですよね。

 私はこれまでひとりで頑張ってきたけれど、これからは2人で力を合わせて生活を築いていけたらいいなと思っています」

 そして、やはり心配だったのが、ショウくんと山内さんとの関係でした。

「息子が大きかったので、山内さんとうまくやっていけるか心配でした。山内さんは“父親になる”という気構えではなく、“何でも話せる、相談に乗るような存在でいたい”とおっしゃってくださって、今はとても良い関係を築きつつあります」

 このケースも、見た目よりはお人柄にフォーカスをして、お相手選びをしています。そして、経済的にも寄りかかったりせずに、一緒に家庭を築いていこうという心構えでいるのです。