'21年から“夏休み”の嵐。5人それぞれの行方は?

「嵐は、非の打ちどころのない会見をしましたよね。“無責任ではないか?”という記者の質問にも、櫻井翔くんがファンを納得させる見事な切り返し。素晴らしかったとしか言いようがありません」

 そう話すのは、ジャニーズJr.に4年間在籍した経験を持ち『ジャニーズ評論家』を名乗る石丸志門さん。

「SMAPの解散と比べると、嵐の活動休止はゴタゴタがまったく見えなかった。彼らは

'98年にスタートしたテレビ朝日系バラエティー番組『8時だJ』と翌年リニューアルした後継番組の時代から一緒なので、本当に仲よしなんです」(石丸さん)

ファンクラブはどうなる?

 20周年という記念イヤーである今年は、全50公演、総動員数237万5000人という日本最大規模のツアーをスタート。活動休止となる'20年12月31日までファンひとりひとりに感謝を伝えるイベントが盛りだくさんのようだ。だが'21年以降はというと、大野智の休止は決定しているが、残る4人の活動については具体的には何も決まっていない。そこで、嵐の“夏休み”期間中はいったいどうなるのかを調べてみた。

 まず、気になるのは会員数250万人以上といわれる嵐ファンクラブについて。

ファンクラブもどうなるか、まだ何も決まっていないようです」(芸能プロ関係者)

 とのことだが。

 '16年、KAT-TUNが充電期間に入った際は、ファンクラブは継続されて会報だけが届くという状態に。年会費4000円で得られる特典は、コンサート優先申し込み案内、年4回の会報、番組観覧の申し込み案内、誕生日メッセージ、記念品、ジャニーズ事務所からの情報メール、年賀状。

事務所の大きな収益であるファンクラブを閉鎖することは考えられません。ですが、最大のメリットである“コンサート優先申し込み案内”ができないので、活動休止中は年会費を値下げするかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 では、メンバーによる“生の声”が聞ける会報はどうなるのか?

ファンを大切にする嵐なので、4人でも会報は出し続けるでしょう。例えば二宮和也くんが大野くんの近況を伝える“今月の大野くん”のような記事が掲載される可能性もあると思いますよ」(石丸さん)

 活動休止後には会員数が激減するのではないかと囁かれているが……。現ファンクラブ会員に聞いてみたところ、

会員限定販売でメンバー5人の蔵出し映像集や写真集を出してほしい!

復活の第一報も、真っ先に会員に伝えてほしい

 など、退会したいという声はほとんどなかった。

 次に気になるのは、大野は本当に本人が望むような“自由”な生活を送ることができるのか、という問題─。