新人刑事がシェアハウスに住む元警察官の個性的なおじさんたちに振り回されながらも事件を解決していく刑事ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系 金曜22時)。役作りで髪を20センチ切って臨む主演の高畑充希と西島秀俊、近藤正臣ら先輩俳優との競演作、今後の注目ポイントとは──。

新人刑事とおじさんのわちゃわちゃ感が楽しい

 新人刑事がシェアハウスに住む退職警察官たちに振り回されつつも事件解決に奮闘する刑事ドラマ。原作は、加藤実秋の『メゾン・ド・ポリス』シリーズ。

 主人公の牧野ひより役は、刑事役初挑戦の高畑充希が演じる

 高畑は自らのアイデアで、髪を20センチ切って役作りして挑むことに、

「髪を短くして、スーツを着て、黄色のダウンを着てひよりになると、すごく強くなれたような気になります。気持ちが強い人なので、私自身の気持ちもアクティブになり、私生活で女の子らしさを忘れてしまいそうです(笑)」

 原作を読み込んで、その世界観に魅了された橋本芙美プロデューサーは、ひよりのキャスティングについてこう語る。

「特殊能力があるわけでも、性格に問題があるわけでもないし、熱血すぎるのでもないひよりは、ただ真相を突き止めたいと奔走するヒロインです。等身大の新人女性刑事は、簡単なようで実は難しい役どころ。演じられるのは、さまざまな役を個性豊かに魅力的に演じてきた高畑さんしかいないと思いました」

 “メゾン・ド・ポリス”は、退職警察官だけが住むシェアハウス。ひよりは、上司の指示でここを訪れて以来、クセの強い“おじさま”5人とともに事件解決に向けて奔走する。

「当初から刑事ものでありつつ、擬似家族のホームドラマの要素を両立させることを目標にしていましたが、実際に6人のわちゃわちゃ感をお楽しみいただけているようで、うれしいです」(橋本P、以下同)。

反発しあいながらもバディとして協力する、ひよりと夏目 (c)TBS

 雑用係でいじられ役だけど、どこか陰があり、ひよりの持ち込んだ事件では、アクションも見せるキレ者の夏目(西島秀俊)、優しく見守りながらもときにはズバッと意見を言う伊達(近藤正臣)、科学捜査のときに鋭い眼差しを見せる藤堂(野口五郎)、昭和のオヤジのように頑固だけど愛嬌がある迫田(角野卓造)、笑顔がキュートで男おばちゃんのような高平(小日向文世)。

「それぞれ魅力的でカッコよさのあるおじさまたちです。

 新人刑事のひよりは毎回、事件を通して刑事として成長していきます。と同時に、幼いころに父を亡くした彼女は先輩であり、父のような5人のおじさまの背中を見ることで、人間的な成長もしていきますので、ご期待ください」