’13年にそば店『泰尚』で悪ふざけをした男子学生。

「怖くて一歩も外に出られないということで、そうとう憔悴していたと聞いています」

 かつて、アルバイトによる不適切投稿の被害にあったステーキハウス『ブロンコビリー』の広報担当者がアルバイト店員のその後を明かした。

内定取り消しのケースも

 若者のバイトによる不適切動画投稿が相次いでいる。

店頭販売するおでんのしらたきを口に含み、熱くて吐き出した

 回転寿司チェーン・くら寿司ではゴミ箱に捨てた魚をまな板に戻し、セブン-イレブンではおでんのしらたきを吐き出す、ファミリーマートでは商品のペットボトルのフタをなめるなど、次から次へとアルバイト店員による“おふざけ動画”が投稿され瞬く間に炎上し、各企業が正式に謝罪文を発表する事態に。

「このような動画はインスタグラムのストーリーという機能を使って投稿されたものです。ストーリーとは24時間で消えることが特徴なので気軽に身内にウケることを目的に投稿してしまうわけです」

 と、ITジャーナリストの渋井哲也さんが解説する。身内だけに向けたウケ狙い動画がなぜ拡散されたのか。

「ネットでは不適切な動画を見つけて炎上させることを目的とした“特定班”と呼ばれる人たちがいます。彼らはストーリーで不適切な動画をダウンロードし、ツイッターなどで拡散させ炎上させていくのです。スクープ合戦を楽しんでいるのでしょう」(同)

 ネットの特定班による“犯人さらし”により、投稿者の実名はもちろん、出身中学や高校、現在通っている大学・専門学校までが瞬く間にさらされ、それはネット上に半永久的に残る。

「就職が決まっていたのに就職先に苦情が殺到し、内定が取り消されたケースもあります」(前出、渋井さん)

 過去に不適切画像を投稿し、大炎上したバイトたちのその後を追ってみると──。