3月13日に最終回を迎えたドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)。'16年に放送された『家売るオンナ』の続編となるドラマだ。

「第1話は、前作の初回の視聴率を上回る12・5パーセントと好スタートを切りました。その後も人気は衰えず、先日放送された最終回の平均視聴率は12・6パーセント。全10話、すべてふたケタの視聴率をキープして終えるという有終の美を飾りました」(テレビ誌ライター)

 北川景子が演じる主人公・三軒家万智のライバル、留守堂謙治として今作から初登場した松田翔太にも注目が集まるなど、新たな要素が盛りだくさんとなった新シリーズ。最終回は人気ドラマらしい、豪華キャストが特別出演したことでも話題に。

「万智が勤めるテーコー不動産の社長役で、舘ひろしさんが出演しました。北川さんは以前から舘さんの大ファンで、いつか共演できないかと番組スタッフに相談していたそうです」(制作会社関係者)

 大成功を収めたドラマの打ち上げが、3月中旬、都内のダイニングバーで行われた。

 スタートの20分ほど前に到着したイモトアヤコをはじめ、仲村トオル、千葉雄大、梶原善、そして第2話にゲスト出演していた泉ピン子などが続々と会場に入っていく。開始から5分ほど遅れて、主演の北川も到着した。

黒いサングラスに全身黒コーデで、女優オーラ全開でしたよ」(会の参加者)

 会の途中に行われた挨拶では、北川が夫のDAIGOから言われたというこんなエピソードを披露。

ゲームのドラゴンクエストに例えて、“パート1は初めだから当然面白い。パート2は力を入れすぎて少し空回りすることもある。

 だから第3弾をやれば、ちょうどいい力の入れ具合でできるんじゃないかと。だから機会があればパート3もぜひやってみたい”とドラマの続編への意欲を語っていました」(同・会の参加者)

 仲村も、自身が出演したドラマ『あぶない刑事』(日本テレビ系)にかけてこんなスピーチを。

みなさんのおかげで『あぶ刑事』も30年続けることができました。舘さんもこうやって最終回に出演してくれたわけだし、『家売るオンナ』も僕と梶原善さんが元気だったらパート3ができると思っています(笑)

 キャスト、スタッフともにパート3を熱望しているようだが、脚本の大石静は今回のストーリーを書くのが大変だったという。

「パート1でネタをある程度出しきってしまったようで、打ち上げの挨拶でも“今シリーズはネタを考えるのが大変でした”と言っていましたからね。その空気を感じ取ってか、プロデューサーも“続編をやります!”とは断言できなかったようです」(別の参加者)

 その後行われた抽選会では、北川が用意した『商品券30万円』がスタッフに見事当選。サラリーマンの月給にも相当しそうな太っ腹なプレゼントに、会場も大盛り上がりとなった。

 ほど近くのスポーツバーで2次会が行われ、宴は明け方近くまで続いたのだった――。