「地上波のテレビだと、演技するにしても制限されたりすることもあるので、やはり自分の自由にやれる音楽が本人としても好きだと話していました」(レコード会社関係者)

 '18年には自身のレコードレーベルを立ち上げ、初めて自身が作詞作曲した作品もリリースしている。

ショーケンにとっては22年ぶりのシングルでした。'17年に行ったデビュー50周年ライブが大盛況で、そこで本人が“もっと音楽をやりたい”“新曲を出したい”という思いになったんです。

 そのことを事務所の社長が酌んでくれて、会社としても後押しをしていました。ショーケンとしては、歌から始まった芸能活動ですから、最後に……という思いもあったのかもしれませんね」(同・レコード会社関係者)

 破天荒さから、人に疎まれもしたが、それ以上に愛された“愚か者”よ、どうか安らかに……。