座長の2人が語る吉本新喜劇の魅力とは

 そのキレ味するどいトークで、バラエティー番組に引っ張りダコの小籔千豊。女装姿で演じるすち子の“乳首ドリル”ギャグが幅広い層にウケているすっちー。そんな座長の2人に、吉本新喜劇の魅力について語ってもらった。

「いろんなお笑いの先生がいますが、いちばん最初に目に触れたお笑いの先生だと思います」(小籔)

(左から)すっちー、小籔千豊 撮影/森田晃博
すべての写真を見る

高齢者の娯楽って子どもには退屈だったりするものも多いけど、新喜劇は全世代をカバーできるコンテンツだと思います

 劇場でお子さんがいると、“笑っているかな?”って気になりますね」(すっちー)

 ともにコンビの解散をキッカケに新喜劇に入団したが、入ってみて、そのシステムのすごさを改めて実感したという。

笑いを科学しているんです

 面白い芸人の先輩たちは感覚でホームランにしているけど、新喜劇はホームランになる理由をきちんと説明できる。それを見たときにいちばん驚きました」(小籔)

「新喜劇はキチンとした型がある。その型は若手のころはベタすぎて恥ずかしかったりするものもあるけど、そのとおりにやったときは見事にウケますね」(すっちー)

コンビ時代はいかにジャンプするかばかり考えていたけど、入団してから笑いまでの“助走”の大切さを知りました。ボケに向かっていくまでの道筋を考えるようになったのは大きな変化です」(小籔)

「コンビではボケ担当だったのですが、ウケる顔や言葉ばかり考えていた。でも、トータルで大きな笑いを取るためには、黙っている間や普通のことを言うのも大事なんだと新喜劇から学びました」(すっちー)

 また、座長になったことでも変化が……。