隣人の恐怖体験「殺すぞ」「余裕ねえんだよ」

 隣人の20代男性は恐怖体験を明かしてくれた。

「思い出しても怖いですよ。私が'17年に入居してすぐに平日の深夜12時過ぎにスピーカーの重低音が聞こえてきました。休日は数分のゲームサウンドっぽい音が1時間ほどループする。それが半年続いたころ耐えられずに警察に通報して音はやむようになったのですが、ドアノブをがちゃがちゃされたり、叩かれるようになりました」

さいたま市見沼区の容疑者自宅
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 隣人男性が恐怖体験をしたのは、事件の4日前。7月14日のことだった。

「日曜の昼間に部屋で本を読んでいたら上の階の人がバタバタしていて青葉容疑者はそれに対して怒っていました。部屋の中から壁をバンバン叩いたり、大きな何かを投げつける音もしました。その後、私の部屋のドアを開けようとしたり、叩いたりしているのでドア越しに“(騒音は)自分じゃない、上の階に文句を言ってくれ”と言ったんです。

 容疑者が部屋に戻ったと思ったら“うわぁぁぁぁぁ!!”と叫び声が聞こえてきたので、すぐに部屋を出て容疑者の部屋をノックしたんです。出てきた途端、血走った目で私をにらみ右手で私の髪の毛を、左手で胸ぐらをつかまれました

 一瞬のことで何が起きたかわからなかったという隣人男性。その状態は約10分間続いたといい、5つのフレーズを繰り返し叫ばれたという。

「うるせえ」「黙れ」「殺すぞ」「こっちは失うもんねえからよ」「余裕ねえんだよ」

 エンドレスに続く言葉攻めと羽交い締めから命からがら逃げだした隣人男性は交番に駆け込んだという。

手前のドアが青葉容疑者の部屋。この玄関で隣人は10分間の恐怖体験をした