2016年7月、福岡市博多区で警察官を装った男が、約160キロの大量の金塊を強奪する事件が発生。約7億5000万円相当の金塊が盗まれたため、“平成の3億円事件”とも呼ばれ、世間に衝撃をもたらした。

 この事件は、「名古屋の野口兄弟」の異名を取る2人が中心となった、8人の“半グレ”集団による犯行で、主犯は「野口兄弟」の弟である、野口和樹被告(44)だ。この野口被告が、10月19日(土)に、事件を振り返った著書『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』(宝島社)を出版する。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

「野口被告は事件以降、東京都内などで高級車を乗り回していたといいます。また、多くの芸能人や著名人との人脈を誇っていました。

 このほど出版される著書の帯には雨上がり決死隊の宮迫博之(49)の写真が使われ<「伝説の半グレ」首領が明かした芸能人脈 宮迫博之との「親密交際」 そして消えた金塊7億円のゆくえ>という文言が並んでいます。

 宮迫をはじめ、芸能人とのつながりについても言及しているのは間違いないでしょう」(芸能記者)

 今年6月、『FRIDAY』(講談社)が、お笑い芸人の“闇営業”疑惑を報じ、大きな問題になったことは記憶に新しい。7月19日発売の同誌では、闇営業の続報として、宮迫が大阪のキャバクラで半グレ集団と写真を撮り、一緒に乾杯し、シャンパンを飲んで、帰る際には5~10万円を受け取っていたという“ギャラ飲み”疑惑を取り上げた。この大阪のキャバクラで宮迫と写真を撮った人物こそ、野口被告だったのだ。

「宮迫は、7月20日の謝罪会見で野口被告との親密交際を強く否定。たまたま同じ店にいて、“トイレから出てきたところを無理やり撮影させられた”と説明していました。もし野口被告の著書に、宮迫との親密交際が詳細に書かれているのだとしたら、宮迫の芸能界復帰はまた遠くなるでしょうね。

 また、野口被告とつながりのある芸能人というと、やはりNEWSの手越祐也(31)の名前が浮かびます」(前出の芸能記者)

 野口被告と同じ金塊強奪事件の犯行グループの1人が、2011年に自身のフェイスブックに、手越と犯人のツーショットやピースサインで写る手越の写真を投稿していたことが明らかになった。

この写真について、ジャニーズ事務所は“面識はなく写真を求められて撮っただけ”と回答しています。ただ、同じ犯人グループの野口被告は、周囲に手越とつながりがあることを匂わす発言をしているとも聞こえてきています。

 あくまでも、野口被告の言い分にすぎませんが……。ただ、19日に出版される本の中で、宮迫だけでなく手越とも何かしら交友関係があったことが書かれていたとすれば、芸能界を揺るがす事態になりかねません。業界関係者の間でも、野口被告の本は発売前から注目を集めています」(前同)

 宮迫、そして手越は、野口被告の本の出版に戦々恐々としているのだろうか――?