年齢とともに低下する“妊娠の可能性”

 恋人を大切にするのはわかるが、結婚をしたこの時期に関しては疑問が残る。

「嵐は11月3日にデビュー20周年を迎え、多くの記念イベントに出演していました。10日と11日にはアジア4都市を回る会見を終え、結婚発表の2日後には札幌ドームでの公演も控えていましたからね」(同・テレビ局関係者)

 これまでも、二宮が結婚する可能性が高いことはたびたび報じられていたが、報道陣もファンも、嵐が活動休止する来年末以降になると思っていた。休止までまだ1年という期間があるにもかかわらずなぜ結婚に踏み切ったのか。

「Aさんの年齢を考えてのことではないでしょうか。彼女は現在38歳で、来月39歳になりますが、以前から“子どもが欲しい”と話していました。再来年まで待っていては40歳になってしまう。子どものことを考えると、1日でも早く決断しなければなりませんからね」(前出・Iさんの知人)

“40歳までのカウントダウン”が、結婚に影響したのだろうか。『オーク住吉産婦人科』及び『オーク銀座レディースクリニック』で産婦人科を担当している田口早桐医師は、Iさんと同じ年齢の女性が妊娠する難しさを指摘する。

35歳ごろから妊娠する確率が低下し、38歳以降はさらに確率が下がり、流産するリスクも高くなります。1つの卵が赤ちゃんになる確率は35歳で9%、40歳では5%程度。年齢を重ねるにつれて、妊娠できる可能性はどんどん下がるので、時間との勝負だと思います

 ネット上では突然、二宮が結婚したことに対して、《入籍しないと不妊治療が受けられないからでは?》という声もあがっている。だが、大阪府内にある『西川婦人科内科クリニック』の西川吉伸院長は、治療は受けられると話す。

「男性側が結婚していて女性側が愛人であるなどトラブルになることが想定されるようなケースでは受けられませんが、入籍していなくても、タイミング療法はもちろんですが、人工授精や体外受精の治療も受けることができます」

 なによりも、二宮が子ども好きであることが大きい。

「バラエティー番組では、“子どもとロケをするのは苦手”と話していますが、ドラマや映画で子どもと共演すると、実は誰よりも楽しそうに遊んでいます」(芸能プロ関係者)

 結婚して子どもができてもファンに“GUTS!”を与え続けてくれることだろう。