「俺も建志につらい俳優の道を歩ませたくなかったから、将来は、もしかすると、建志も音楽の道はヤメとけって言うのかもね」

 俳優・古谷一行(75)が、そう週刊女性に語っていたのは10年以上前のこと。バンド『Dragon Ash』のリーダーである息子の降谷建志とタレントのMEGUMIが、'08年に“七夕デキ婚”したときに古谷を直撃。ふたりの結婚を祝福しつつ、生まれてくる孫の将来について、息子への思いを重ね、複雑な胸中を明かしていた。

 そんな古谷の孫が10歳になり、降谷凪(なぎ)として来年1月に公開される映画『ラストレター』で俳優デビューする。約200人によるオーディションの中から選ばれたという。

映画『ラストレター』で松たか子の息子役を演じる降谷凪(映画の公式ツイッターより)
映画『ラストレター』で松たか子の息子役を演じる降谷凪(映画の公式ツイッターより)

 俳優の祖父、ミュージシャンの父親、タレントの母親を持つ芸能一家の長男だが、どんな子なのか?

 MEGUMIは'17年に出演したトーク番組『チマタの噺』(テレビ東京系)で、

「生意気……もうビックリしますよ。思ったより10年早くいろんなことが起きているというか。(凪に)付き合って3年くらいの女がいますからね。(恋人が)2人いたんですけど、(1人が)“太ったからもういいや” “管理できてないよ”って言うんですよ」

 と、息子のモテ男ぶりを披露。

「古谷といえば、'92年に不倫相手だったAV女優が会見を開いて関係を暴露し、ワイドショーをにぎわせました。その後に謝罪会見を開いた古谷から出た“関係をもった事実には後悔していませんが、表ざたになったということには後悔しています”というコメントは今でも語り草になっていますよ」(芸能レポーター)