1月10日(金)に公開初日を迎えた映画『ダウントン・アビー』の『週刊女性』スペシャル試写会が開催され、スペシャルゲストに皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんが登場。本作の魅力はもちろん、皇室&英国王室のマル秘取材エピソードも!

公開中!『ダウントン・アビー』
●舞台は、20世紀初頭のイギリス・ヨークシャーに佇む壮麗な大邸宅『ダウントン・アビー』。そこで暮らすグランサム伯爵クローリー一家と、その使用人たちの人間模様を描いた大ヒットドラマシリーズが、待望の映画化! 映画版では、『ダウントン・アビー』にロイヤルファミリーがやってくることになり、かつてない大騒動が巻き起こる──!?

(c)2019FocusFeaturesLLC.ALL RIGHTSRESERVED.
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いちばん面白かったエピソードは

渡邉 英国王室が非常にこの『ダウントン・アビー』ともご縁が深いということで、今回、わたくしの取材エピソードなどを交えながらお話しさせていただければと思います。

──渡邉さんはNHKでドラマシリーズが放送されていたときから『ダウントン・アビー』の大ファンということですが、どういったところに興味を持たれましたか?

渡邉 私がいちばんに気になったのは執事の存在ですね。上流階級のとある家族とその使用人のグループがあって、その使用人の中でも全部取り仕切っている。上流階級にも非常に影響力があって、いなければならない特別な立場の人。その個性の強さに非常に惹かれて、面白い作りになっているなぁと思いました。

──今回は引退していた元執事のカーソンさんが、現場に復帰! あれだけのベテランでないと現場は仕切れないものですか?

渡邉 今回、伯爵家においでになったジョージ五世ご夫妻というのは、今のエリザベス女王のおじいさま、おばあさまにあたる方ですから。そういう方がたとえ1泊でもおいでになるということは大変なことかと。

 そんな上を下への大騒ぎであれこれ準備を進めている中で、「何にも準備はいらないよ、全部こちらでやるから」って直前になって王室の方から言ってくる。それがさらに大騒ぎを呼ぶというのが、今回の映画でいちばん面白いところなんじゃないでしょうか