ビタミンはA・C・E(エース)の摂取を意識したい。

「粘膜を菌から守るビタミンA(β-カロテン)が豊富なのはほうれん草バター炒め、焼き鳥レバー。小松菜はビタミンCやEも豊富です。白血球を活発にするCは、生野菜やフルーツ。それにブロッコリーです。血流をよくし老化を防ぐEは、カボチャの天ぷら、アボカドサラダ、はまちの刺身などに多く含まれます」(岡田さん)

 マイタケも食物繊維が豊富に含まれ、インフルエンザウイルスの増殖を抑えたという研究結果も出ているそう。

うがいより睡眠が大事

「ウイルスは湿度20%で最も活発化するため、できれば加湿器を40~50%に設定したほうがいいでしょう」

 と「住」についての説明をするのは前出の佐藤院長。トイレを介して感染という可能性もあるらしい。

「ウイルスは便にも紛れ込んでいるので、トイレで便を流す際には飛散を防ぐために、ふたを閉めてから流すのがいいでしょう」

 さらに、集合住宅に住んでいる人は油断できない。

「マンションのような集合住宅は共有スペースが多いので、感染のリスクは高まります。一戸建てに比べ、密閉されていることが多いので、窓を開けたり、換気扇を回すことを意識したほうがいいです」(同)

 人が密集しているところといえば、コンサート、スポーツ観戦や習い事も、この時期は控えたほうがいいようだ。

 なかでも佐藤院長がいちばん重要と考えるものは、

免疫力が低下するのが最も危険なので、私は睡眠がうがいよりも大事だと思っています。睡眠時間が2~8%不足するだけで、風邪に5倍かかりやすいというデータもあります。そのためには、残業は避け、睡眠が浅くなる飲酒も控えたほうがベター。肺炎リスクのあるタバコも、もちろんやめたほうがいいですよ」

 未知のウイルスをコントロールできるまでは、ある程度のガマンも必要になる。家事に育児に仕事に忙しく、ストレスをためて不摂生な生活になることは避けたい。