朝イチで気にする“再生数”

 音楽にラーメン、好きなことにはとことんハマる彼にとってはもってこいの誘いだった。そうして学生時代からの仲間と一緒に動画投稿をスタート。親には黙って始めたものの、開始から2年がたったころ、ついにバレてしまう。

「地元の友達の親から聞いたそうで(笑)。僕にはたったひと言“やってるんだね”としか言いませんでした。そのころには動画の再生数もある程度の実績があったので、反対されることはなかったですね。

 今では家族そろって動画を見ているそうです。欠かさず動画を投稿していることもあってか、“毎日、息子の顔が見られていい”って安心だそう。それでもYouTuberになって感じるのは『継続すること』の難しさ。動画の編集を手伝う仲間のおかげで続けられているので、そこは感謝しています」

『毎日ラーメン健康生活』と銘打つだけに、365日休むことなく更新している。多忙を極める中でも必ずチェックしているものがあるという。

「コメントは全部、見ていますね。なかでも5年間ずっと書かれていることがあるんですが、ラーメンしか食べていないので“そろそろ死ぬぞ”って(笑)。でも僕はラーメンが好きなだけで、健康になりたいわけじゃない。キャッチコピーとして、パッと見たときに矛盾していたりするほうが面白いじゃないですか。

SUSURU 撮影/吉岡竜紀
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 それで今では週に2日ジムに通い、普段の食生活のアドバイスも受けながら生活している。

「ダイエットする前は、お昼にラーメンを食べたら夜は大好きなジャンクフードを食べるような生活でしたが、今は朝か昼にラーメンを1~2杯でセーブして、夜は刺身を数切れのみ。

 これはあくまでラーメンを食べ慣れている僕のメニューなので、普通の人はまねしちゃダメだと思います(笑)」

 YouTubeについてSUSURUさんは、絶えず新しい動画が配信されることから「流動的な世界」と表現する。

 その中では自分自身の人気や実力が、“再生数”として見えることもあり「メンタル的な負担も大きい」と人気YouTuberならではの苦悩を吐露する。

「自分では“頑張った!!”と手応えのあった動画の再生数が伸び悩んだりすると、“大丈夫かな?”と心配になる。評価がリアルに数字として見られるので、何日か続けて再生数が下がると落ち込んでしまいますね。気にしないようにはしていますが、やっぱりつらいです。

 僕のように何年か続けていると“これくらい見られたら大丈夫だな”という目安がわかってくる。前日にアップロードした動画が朝起きて10万回再生されていたら“よかった、今日も生き残った”ってホッとします。

 でも、朝の時点で5万回を下回っていたら本当にヤバい。今でもたまにあるんですよね」