裁判で争われている勇一郎の罪

2017年頭殴打事件

自宅で当時9歳だった心愛ちゃんの頭部を手で殴るなどして暴行を加えた。心愛ちゃんの当時の担任によると「真っ赤な目で登校してきた日があった。そのときにどうしたのか聞いたら“結膜炎”と心愛さんが言ったが、のちにお父さんに殴られたと教えてくれた」と証言した。

2018年7月大便事件

浴室内で心愛ちゃんに排便させ、その大便を手に持たせたのち、ケータイのカメラで撮影。

2018年12月顔面打撲、骨折事件

'18年12月30日から'19年1月3日まで、心愛ちゃんの両腕をつかんで引きずったのち引っ張り上げ、その手を放して身体を床に打ちつけ、全治1か月の顔面打撲と胸骨骨折を負わせた。

2019年立たせ続け事件

1月5日ごろ、心愛ちゃんに対してリビングで「責任とれよ、大みそかに時間戻してくれよ、俺お前のことなんか何も信用してねえよ。生活あんだよ、お前と違って。全部お前のせいで台無しだよ。風呂行けよ、行け」などと語気荒く告げ、心愛ちゃんを怖がらせたうえに首を横に振ったり、母に助けを求める心愛ちゃんをつかんだり「いいよ早く!」などさらに怖がらせて浴室に行かせ、脱衣所に立たせ続けた(ちなみにこの当時の野田市の気温は1度ととても寒い)7日に小学校の新学期が始まるも顔に暴力の痕があったため「心愛は妻の実家の沖縄にいる」と虚偽の電話をかけ休ませた。新学期から死亡するまで心愛ちゃんは1日も学校に通えなかった。

傷害致死事件

'19年1月22日の夜から24日の夜にかけて、心愛ちゃんに食事を与えず飢餓状態にするとともに、リビングや浴室に立たせ続け、肌着で浴室に放置し、浴室内で濡れた肌着だけを着用した心愛ちゃんに「5秒以内に脱げ」と命じ、その後、冷水を浴びせ「シャワーで流せよ、なんでお湯なんだ」と言うなどしたほか、リビングにうつ伏せにさせ、その上に座り、足を引っ張って身体を反らせたり、寝室に入ろうとした心愛ちゃんに「ダメだから」と言い、浴室に引っ張り込み、顔に冷水シャワーを浴びせ、ショックによる致死性不整脈または溺水により死亡させた傷害致死罪。