《軽率ですよ。軽率と言わざるを得ないですね。緊急事態宣言が出ていますから》

 4月17日に『バイキング!』(フジテレビ系)に出演した東国原英夫が、新型コロナウイルスに感染した石田純一に苦言を呈した。

 またモト冬樹も同日のブログで、

《石田君も気をつけていないわけじゃなかったとは思うんだけど、まさか自分が感染するとは思っていなかったんだろうな》

 と、誰もが感染する可能性があることをあらためて綴った。石田を含めて東国原もモトも60代。東国原は62歳だが、ほかの2人はWHO(世界保健機関)が定める高齢者(65歳以上)にあたる。いわば「前期高齢者」だ。

「現在、新型コロナウイルスの感染拡大を助長している、と度々言われるのが定年後に観光や旅行、趣味などで外出する“アクティブ老人”の存在です。

 実際、海外旅行を通じて感染した老夫婦も多く、3月の3連休で花見に出ていたのも高齢者が多かったそう。現在も休日の巣鴨や谷中銀座などの街中、またスーパーや薬局の行列にマスクしないまま並ぶ彼らの姿が目につきます。

 メディアでは夜遊びをする若者ばかりが取り上げられますが、テレビを見るのは高齢者ですからね。視聴率アップのために“今どきの若者は”と叩く演出が多く見受けられますが、“アクティブ老人”についても議論が必要です」(全国紙記者)

 実際、世間が緊急事態宣言により不要不急の外出を自粛する最中、石田は4月10日に沖縄入り。自身が経営する沖縄県那覇市内の店舗で打ち合わせをし、翌日にゴルフに興じる中で体調不良を訴えた。が、その次の日も同店に出向き、翌13日に帰京したとされる。

石田が経営する店は臨時休業に

「お店の打ち合わせは電話、それこそテレワークで済みそうなもの。わざわざ沖縄に出向いたのはゴルフのためなんじゃないか、と勘繰ってしまいます。しかも“発症”の兆候があったのに、またお店に顔を出してしまった。これこそ、モトさんが言う“まさか自分が”の典型です。妻の東尾理子さんにも止められたそうですが、それでも聞く耳を持たなかったということでしょう」(芸能プロ関係者)

 その石田が経営する店は、4月13日から17日まで臨時休業としている。店内の消毒作業に当たっているのだろう。スタッフが感染していないことを祈るばかりだ。