岡江さんの心残り

 不幸にもコロナに感染してしまった岡江さん。重症化したのは、やはり乳がんが関係しているのだろうか。

 感染症専門医で東京・品川区の『KARADA内科クリニック』の佐藤昭裕院長に話を聞いた。

「がん自体が、免疫力が低下する病気なんです。乳がんの放射線治療は肺に影響を及ぼすことがあります。肺は胸の後ろにありますから。岡江さんの場合、治療で肺にダメージを受けていたことが免疫低下につながった可能性もあります」

 年齢も、重症化の要因になりうるという。

「高齢者は感染症が重症化しやすい傾向にあります。コロナも同じで、中国のデータだと50代以降で死亡する確率が高くなっています。コロナで亡くなる人は男性のほうが多いですが、女性の中でもがんの方や血圧が高い方、糖尿病の方など、免疫力が低下している方は重症化するリスクが高いので、注意が必要です」(佐藤院長)

 何が引き金になるかわからないところに、改めてコロナの恐ろしさを実感する。

 亡くなった岡江さんには、心残りなことがあった。出演していたドラマ『天までとどけ』の“家族”との集まりに参加できなかったことだ。

「父親役の綿引勝彦さんと母親役の岡江さん、8男5女の子どもが織りなす大家族のホームドラマ。放送が終わって20年以上がたちますが、子どもたちは今でも年に1回は集まっているんですよ。しかし岡江さんと綿引さんはその集まりに参加していなかったそうです」(TBS関係者)

'17年の『爆報!THEフライデー』で、同窓会の様子が流れた
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 週刊女性は'17年に、長女役の若林志穂だけが同窓会に呼ばれていなかったことについて報じたが、どうやらそのことを気に病んでいたようだ。

「彼女は、“子どもたちが全員そろったら顔を出したいから、声をかけてほしい”と話していました。若林さんのことは実の娘のように可愛がっていたので、子どもたちみんなの元気な顔を見たかったのでしょう。“同窓会”に行けなかったことを残念に思っているのではないでしょうか」(同・TBS関係者)

 かつての仲間全員が集まることを望んでいた岡江さん。彼女の思いはきっと“家族まで”届くに違いない。