9→8→7→6→4→3

 こんなメンバー数の変遷をたどりながらも活動継続できているグループも、ほかにそうないのではないだろうか。

“山Pと愉快な仲間たち”扱いだった

 外出自粛を求められる中で女性とのパーティー開催が週刊文春に報じられたことで、NEWSのメンバー・手越祐也のすべての芸能活動の中止が発表された。グループは残る3人での活動で存続させていくことになったが、手越は退所するとの報道も一部にある。

 2003年9月に9人組グループという当時、最大人数のグループとして結成されたにも関わらず、年内に森内貴寛(現・ONE OK ROCKのボーカルTaka)が学業専念のため早々に脱退、'05年には内博貴が未成年飲酒で無期限謹慎、翌年に草野博紀も飲酒による芸能活動の自粛となり、2人を除く6人で活動することになった。

 そして2011年、山下智久と錦戸亮がそれぞれの活動に専念するためにグループを脱退し、それ以降、現在の4人での活動が続いていた。

「もともとNEWSは、Jr.時代に圧倒的な人気があった山Pのいるグループということで、“山Pと愉快な仲間たち”と言われてきました。4人になったときも、山Pと関ジャニと掛け持ちで活躍し、主演ドラマも多数あった錦戸のダブル脱退で、ハンバーグプレートの付け合わせだけが残った、と揶揄(やゆ)されたこともありました」

 と、ある芸能ジャーナリストは語る。

 しかし、“4人NEWS”としての再出発第一弾となったシングル『チャンカパーナ』がいきなりヒットする。

「キャッチーなメロディーと、意味はわからなくても印象的な“チャンカパーナ”というフレーズの強さ。これによって、これまでの山P所属時代のイメージを一新、4人のNEWSを印象付けることができました。その直後、野外コンサートの中止に関し、ファンが“暴走”し騒動を起こしたことで、ヒット曲をもじりNEWSファンのことを“パーナさん”といじり気味に呼ばれるなど、いろんな意味でお騒がせの多いグループです(笑)」(同前)