横顔は無意識に日焼け止めが落ちてしまう

 美の大敵、シミができる原因といえば、やはり紫外線

「1年で最も紫外線量が多いのは7、8月ですが、実は4月からすでに中程度の紫外線量が降り注ぎ、冬の乾燥で水分を失い、角質が薄くなった春先のは、ダメージを受けやすくなっているんです」(山崎先生、以下同)

 では、なぜ紫外線を浴びるとシミができるのか?

 紫外線を浴びると、そのダメージからを守るために大量の活性酸素が発生。活性酸素は強力な酸化作用で有害物質を死滅させてくれるが、過剰な酸化は悪影響を及ぼす。この過剰な酸化から細胞を守るために、メラノサイトという細胞で作られるのがメラニン色素。

 これは本来、紫外線ダメージからを守るための色素沈着で、新陳代謝によっての細胞が生まれ変われば、やがて元の色のへと戻る。ところが、加齢によって新陳代謝が下がると、この色素が残ってシミとなってしまう

 だから、シミを作らないためには、紫外線対策が肝心だ。特に見落としがちな“横顔シミ”を作らないためには、右ハンドルの車で運転することが多ければ顔の右側、オフィスのデスクの左側の窓から日差しを浴びやすければ顔の左側の日焼けに注意するなど、普段の生活パターンを振り返って、気をつける必要がある。

 日焼け予防の手っ取り早い方法は、やはりの外側から日焼け止めを塗ること。

実は、ほとんどの人が日焼け止めとして有効な量を塗れていないことが、最近の研究で明らかになっています

 “500円玉1個分”などと適量の目安が書いてある商品もあるが、表示どおりに塗ると、不自然なほど真っ白になってしまったりするので、ほとんどの人が適量よりも少ない量しか塗っていない

 しかも、自分が見えている顔の正面はちゃんと塗るが、横顔は正面を塗った余りをのばしてすませるなど、適切に塗れていないことも、“横顔シミ”が多くなる要因だという。また、横顔は髪の毛が当たったり、無意識のうちに触っていることが多く、日焼け止めが予想以上に落ちていることも

 仕上がりを重視するなら、少なめの量を塗って、こまめに塗り直すことが重要だ。外に営業に出る、買い物に行くなど外出する前には塗り直してから出かける。1日中、屋外で活動するときは2、3時間おきに塗り直すのが理想だ。