声が原因でうつ病になるリスクも!

 加齢によって、誰でも当たり前に起きることだと思っていた現象も、声帯や声帯を動かす筋肉の衰えが一因になっているという。

「声帯は、のど仏の左右に2枚ある粘膜のひだのこと。声を出すとき声帯はふすまのように閉じる仕組みになっており、肺からくる呼気が通過すると、声帯が振動して声が出るようになっています。

 ところが、年齢を重ねると、声帯がやせ細る(萎縮する)ことに加え、周辺の筋肉の力が低下。発声時に声帯が閉じづらくなるため、かすれた声になったり、隙間から息が漏れて声が長く続かないなど、声の異変が起きるようになるのです」

 声帯やその周囲の筋肉の衰えは、40代後半から進行。65歳以上の約7割は、声帯がきちんと閉じなくなる“声帯萎縮”という病気を抱えている。