懐かしの『若草物語』

【1933年版】
 アカデミー賞を4度受賞し、12回のノミネートを誇る“ハリウッドの伝説”キャサリン・ヘプバーンがジョーを演じた。ヘプバーン自身も知的なクールビューティーとして人気を集め、当時のアメリカでは自立した女性のパイオニアとして尊敬を得た。

・出演者
キャサリン・ヘプバーン (ジョー)
フランシス・ディー (メグ) ジーン・パーカー (べス)
ジョーン・ベネット (エイミー)

【1949年版】
 公開当時17歳にして、大人びた美しさを誇ったエリザベス・テイラーをエイミー役に、天才子役と呼ばれたマーガレット・オブライエンがべス役を演じるにあたり、本来の三女と末っ子の順番を入れ替えて製作。ジューン・アリソンは当時31歳で10代のジョーを演じ、話題を呼んだ。

・出演者
ジューン・アリソン (ジョー)
ジャネット・リー (メグ) マーガレット・オブライエン (べス) エリザベス・テイラー (エイミー)

【1994年版】
 主演のウィノナ・ライダーは、本作で第67回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。エイミー役のキルスティン・ダンストは『スパイダーマン』(2002)シリーズのヒロイン役で知られ、幼なじみのローリーを演じたクリスチャン・ベールは『ダークナイト』(2008)など多くの人気作品に出演している。

・出演者
ウィノナ・ライダー (ジョー)
トリニ・アルバラード (メグ) クレア・デインズ (べス) サマンサ・マシス (エイミー16歳時)、キルスティン・ダンスト (エイミー12歳時)

日本でもリメーク!
【1964年版】
 オルコット作品とは異なる完全オリジナルのストーリー。東京に嫁いだ姉・早苗を訪ね、3姉妹が家出を決行。やがて東京のアパートで暮らし始めると、3姉妹それぞれの恋愛が動き出す。“日活の4大女優”が共演して注目を集めた。

・出演者
芦川いづみ (瀬川早苗) 浅丘ルリ子 (高村由紀) 吉永小百合 (高村しずか) 和泉雅子 (高村チエコ)

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
6月12日(金)より全国順次ロードショー 
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント