必ず80度程度のお湯で淹れること

 両先生が夏の健康ドリンクとして推す“梅干し緑茶”。基本の作り方(写真ページの表参照)とポイントを聞いた。

 まず、使う梅干しはどんなものがよいのか?

「中粒程度の大きさで、塩味が多すぎず、少なすぎず、“いい塩梅”のものを。できれば食品添加物が入っていないものがよいですね」(平柳先生)

「緑茶と合わせて、美味しいと思うものを見つけるのがいいでしょう。動物は本能で“まずいもの”は身体に毒と判断して食べるのを避ける。同じように、自分の身体が自然に求める味(塩加減など)が自分に合ったものだと思ってよいと思います。梅リグナンの含有量マークが表示された梅干し(紀州梅効能研究会が認定する梅リグナン測定加工品)もあるので、参考にしてください」(宇都宮先生)

『梅干し緑茶』作り方とポイント