またしても大麻……。伊勢谷友介容疑者が逮捕された。

「9月8日の午後3時ごろ、捜査員が自宅を捜索し、現行犯逮捕。リビングの引き出しの中には乾燥大麻20・3グラムがあり、吸引用の巻き紙も発見されました。本人は“自分が吸うために持っていたものです”と供述しています」(ワイドショー関係者)

 恵まれた容姿と才能を持っていながら、取り返しのつかない過ちを犯してしまった。

「180センチの長身で端正な顔立ち。難関とされる東京藝術大学に現役で合格した秀才です。学生時代からファッションモデルとして活動し、'98年に映画『ワンダフルライフ』で俳優デビューしました」(スポーツ紙記者)

複雑な家庭に生まれて

 華やかな経歴だが、育った家庭は複雑だった。

紳士服の仕立て屋だったお父さんは、7回も結婚と離婚を繰り返したプレーボーイでした。最初の奥さんとの息子は今年7月に76歳で亡くなったデザイナーの山本寛斎さん。伊勢谷さんは6番目の息子さんで、33歳も離れた異母兄弟ということになります」(同・スポーツ紙記者)

 そんな父に劣らず、伊勢谷容疑者も“モテ男”だった。

「最初の熱愛報道は'99年。お相手は広末涼子さんです。伊勢谷さんは駆け出しの俳優にもかかわらず、人気絶頂の彼女とバイクで2人乗りデートを楽しむ姿が話題になりました。'12年には長澤まさみさんとの交際が発覚。結婚目前といわれましたが、'14年夏ごろに破局しています。その後はモデルの森星さんと交際していましたが、昨年秋に別れています」(前出・ワイドショー関係者)

 派手な私生活とは対照的に、仕事にはストイックだった。

「'13年の映画『あしたのジョー』で力石徹を演じるために10キロ近くも減量。役に入り込むタイプの俳優ですね。演技だけでなく、映像制作にも強い関心がありました。もともと映画監督になるのが夢で、大学在学中にニューヨーク大学映画学科に留学しています。俳優デビューして間もない'03年に『カクト』という映画で初監督。脚本と主演も務めました」(映画ライター)

 しかし、この映画は今回の事態を予言していたようにも見える。