大学生のとき交際相手に薬物を勧めて……

「伊勢谷さんが演じるドラッグの売人をしている主人公がトラブルに巻き込まれる青春映画です。演技くささがないリアルな描写は話題になりました」(同・映画ライター)

 このころからすでに、薬物に手を染めていたという声も。

「10年くらい前に、“大学生のときに付き合っていた女性に薬物をすすめてしまったことがある。あのときの彼女には悪いことをした”と話していたことがありました。もし、彼が大学生のときから使い続けていたとしたら、実に20年以上になります。高い常習性が疑われますよね」(伊勢谷の知人)

 自身のSNSで大麻について発言していたこともあった。

「'12年2月に《大麻で人生を崩壊させるのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ》とツイート。まるで使ったことがあるかのような物言いに加えて、ほかにも大麻を肯定する発言をたびたび行っていました」(前出・スポーツ紙記者)

 彼の中で麻薬と同様に関心が高かったのが社会活動だ。

「'09年に『株式会社リバースプロジェクト』を設立。“人類が地球で生き残るために何ができるか”というテーマを掲げ、社会活動を行っていました」(同・スポーツ紙記者)

 放置された竹林の竹を生かした家具作りや洋服のリサイクルなど、藝大出身らしくアートを通じた活動が多かった。

伊勢谷さんは“宇宙人から見たら地球人は自らの未来を自ら失おうとしている、愚かな生物に見える。だから今こそ資源を守ろう”と語っていました。彼は教育分野にも進出して『Loohcs(ルークス)』という高校をつくって学長に就任。校則やルールはなく、自主性を重んじる学校です」(一般紙社会部記者)

 スケールの大きい活動を進めていたが、賛同者を裏切ることになってしまった。

「彼の唱える社会活動は世の中をよくしたいのは建前で、自分の思いどおりに生きたいというエゴだけが彼を動かしていたのかもしれませんね」(同・一般紙社会部記者)