少年隊の植草克秀と錦織一清、中居正広、TOKIOの長瀬智也らが相次いで退所を発表し、ファンを悲しませるニュースが続いているジャニーズ事務所。そんな中、喜ばしいことが!

1995年にデビューしたV6が、今年で25周年を迎えました。これまで、彼らは目立った不祥事もなく、デビューから現在までメンバーが1人も脱退していません」(スポーツ紙記者)

 V6は、一時代を築いた先輩グループ・光GENJIが解散した翌日の9月4日にデビュー記者会見を行った。

「同じ年の11月1日に『MUSIC FOR THE PEOPLE』でCDデビュー。比較的、年齢の近いメンバーが集まるジャニーズのグループが多い中、年長組の坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さんのトニセンと、年下組の森田剛さん、三宅健さん、岡田准一さんのカミセンの2組が合体しためずらしいグループでした」(同・スポーツ紙記者)

“ジャニーズ予備校”合格で入所

 6人の境遇もバラバラだった。

「森田さんと三宅さんは、ジャニーズJr.時代から“剛健コンビ”として絶大な人気を誇っていました。一方、岡田さんは日テレ系の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のジャニーズ予備校という企画で合格して入所。当時、岡田さんは10歳年の離れた坂本さんがそうとう怖かったそうです(笑)」(芸能プロ関係者)

 デビューから間もないV6を取材したことのある芸能ライターのAさんは、初々しかった当時を懐かしむ。

「坂本さんは少し抜けたところはありましたが、みんなをまとめるお父さんで、長野さんが彼をフォローするお母さんという感じ。井ノ原さんはどちらかというと、年下3人と仲がよく、4人の男兄弟という印象です。Jr.のころからお互いをよく知らなかったからか、最初は学校でクラス替えをして、そこに転校生が入ってきたような雰囲気でしたね」

 “クラス替え”から時間がたつと、撮影の合間にメンバー同士で冗談を言い合ったり、追いかけっこをするなど、仲のいい姿を見せるように。

「カミセンを温水プールで撮影したのですが、撮影が終わると、3人はプールの中でじゃれ合い始めてとてもにぎやかでした。トニセンとカミセンから1人ずつ選んで、どちらかがインタビューする企画では、私たちがいくつか質問内容を考えていたのですが、坂本さんが岡田さんに“寝る前って何考えてる?”など、自分が気になることも質問していましたね(笑)」(Aさん)