小倉の推察にネット上では「勝手な憶測でわがままで辞めるみたいな言い方は違うんと違いますかね?」「貴方みたいにレギュラーもなく、困っていたら、そういう気分にもなるでしょ。批判する資格ないよ」といった批判もあった。

視聴者とのズレ

「小倉さんは、以前所属していた芸能事務所で取締役を務めていたほか、海外商品の輸入業務などを行う会社の代表取締役や焼肉店を経営するなど、キャスターとしてだけでなく、経営者のとしての一面もあります。番組での芸能人の独立に関するコメントも、経営を経験した者の目線として語ったのでしょう。

 もちろんそういった視点のコメントがあっても良いのですが、タレント側に寄り添ってはいない発言で、“上から目線”とも捉えられ、視聴者からの反発の声も上がったのでしょう。フジテレビでは、13〜49歳までのコア層のの視聴率を重視していますが、朝の情報番組ももちろんそう。小倉さんはもう73歳で、見るほうからすれば、どうしても“偉そう”に感じられますよね。

 一方、カズレーザーさんのコメントは番組を問わず、SNS上での視聴者からの反応が良く、若者への訴求力も高いでしょう。カズレーザーさんはコア層の視聴率を獲得するには適任と言えるでしょうし、『とくダネ!』の後継番組の司会にカズレーザーさんがなるという話は十分ありえると思いますよ」(前出の制作会社関係者)

 カズレーザーがフジテレビの新しい朝の顔になる日が、本当に来るかもしれない。