別の飲食店スタッフにも話を聞くと、「正式な事前連絡はなく、ライブの開催も花火が上がることも知らない極秘収録でした」と言うが、事前に“動き”は確認していた。

「24日の1週間前くらいから国立競技場の塀の中に機材がたくさん積まれていました。機材に『嵐』と書いてあったわけではありませんが、“そろそろライブをやるんだな”とバレバレでしたね。

 当日は早い時間から場内の電気が点いていて、普段は警備員がいない場所にその日だけは4人くらい配置されていました。また、いつもなら多少は競技場の中が見えるのですが、その日は見えなかったので黒い幕のようなもので覆われていたんだと思います。とにかくいつもと様子が違うので“今日がライブなんだな”と思いました。

 夜には花火の音はしましたが、音漏れはいっさいありませんでした。事前連絡がないぶん、周辺への迷惑がかからないように、音量面で配慮されていたんでしょう。ファンも集まっていませんでした

 当日のド派手な演出を、実際に神宮球場で目撃した人にも話を聞いた。

「とにかく花火の煙がすごかったです。上空が真っ白でした。僕は国立競技場側にあるレフト席に座っていましたが、その辺りの席にいた人は、真後ろから花火が上がっていたことに気がつかず、球場の向かいにあるビルに反射する光を動画に収めていましたね(笑)。花火はまだしも、風船のときは“何これ?”ってみんなどよめいてました。得体の知れないものが空を舞っていたので……」

 実際に球場で働いていた人はというと……。

「『アラフェス』の収録や、花火が上がることについては、まったく聞いていませんでした。なので、花火が上がったときは本当にビックリして。花火の直後に“まだ何かあるんですか?”と、上司に確認したところ、“風船が飛んでくる予定だ”と言われたので、風船については直前に知ったという感じです。

 上層部はライブ収録のことを知った上で秘密にしていたんだと思いますが、結局、風船に書いてあった『アラフェス』のロゴによって、バレてしまいましたね。ちなみに、球場内に落ちた風船は捨てられてしまったかと……」(神宮球場のスタッフ)

 最低限の事前報告はしていたようだが、このような事態となってしまった。しかし、そんな事務所に対して、嵐ファンはわりと好意的だ。

花火が上がったのが午後9時ごろ、風船が飛んだのは午後9時30分ごろだそうです。土曜日の午後9時といえば、ファンは日テレ系の『嵐にしやがれ』を視聴している時間。“ファンが集まらないように配慮して、あえてその時間を狙ったのでは”と推測されていますね」(嵐ファンの女性)

 嵐にとって、コンサートの配信は今回が初めて。そして年内での活動休止を控える彼らにとっては、もしかしたら最初で最後となる可能性もある。

 初めての“画面越し”となるコンサート。風船や煙などではない、熱い感動を5人はきっと届けてくれるだろう。