一方、ジャニーズ時代には考えられなかった分野に挑戦する可能性も。

アメリカやヨーロッパのミュージカルに興味を示しているんです。これまでに、舞台はほとんど出ていませんでしたが、2年前にアメリカのロサンゼルスの演劇学校に通っていた際に、ほかの生徒から刺激を受けたようです」(同・山下の知人)

目指す「世界のケン・ワタナベ」

 山下が秘めていた“ブロードウェイ計画”は、すでに水面下で進行している。

『王様と私』の渡辺謙のように、世界で通用する逸材になれるか
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「9月に『女性自身』で、渡辺謙さんが出演する海外ドラマ『トウキョウ・バイス』に山下さんが出る可能性があると報じられました。共演者の渡辺さんは、ミュージカル『王様と私』に出演したことで、海外で高く評価されているので、“謙さんと同じフィールドに立ちたい”と考えていても不思議ではありません」(前出・芸能プロ関係者)

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は山下の海外進出の先行きは明るいと指摘する。

「今年6月にHuluで配信されたドラマ『THE HEAD』は現地で高く評価されています。山下さんは、これまで海外進出を試みた日本の俳優たちとはタイプが異なります。語学力も長けているのですが、現地に住む日本人の映画ライターは彼のセリフを聴いて“少しクセはあるけど、それがかえってネイティブな感じでいい”といった評価をしていました。また、ジャニーズ時代に歌とダンスの技術も培ってきたので、映画やドラマだけでなく、ミュージカルもできると思いますよ」

 ただ、今回の突然の退所によって、不信感を抱いたファンも多い。失ってしまった信頼をどう取り戻すかを、考えたほうがいいのかも。