フジテレビ広報宣伝部にドラマ放送の件を問い合わせると「制作の詳細に関してはお答えしておりません」とのこと。『ガリレオ』を配給する東宝にも質問状を出したが、期限までに回答はなかった。

 続編決定はファンにとって喜ばしいニュースだが、なぜ人気シリーズが長らく制作されてこなかったのだろうか。

根強い「あんちゃん」節

福山さん側が、なかなか首を縦に振らなかったそうですよ」と、事情を知る芸能プロ関係者が明かす。

ドラマ第1シリーズの舞台挨拶。右から品川祐、真矢ミキ、福山、柴咲コウ、渡辺いっけい。映画の原作は『沈黙のパレード』
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「湯川教授は“変人”とも揶揄されるクセの強い役柄で、そのイメージが定着することを本人が嫌がっていたそうなんです。1993年に放送された大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』に福山さんが出演した際の“あんちゃん”という独特な言い回しのセリフが有名となり、その印象が一般的に強く根づいてしまったことがあって……。

 演じた役のイメージが強く残ると、演じられる役柄の幅が狭くなってしまうおそれがあるんです。そういった懸念から、福山さんも9年というスパンをあけて出演を決めたのでしょう」

 ただ、今回のガリレオ出演は、福山にとって“渡りに船”という声も。

「2016年に放送された月9ドラマの『ラヴソング』や、2019年のTBS系で放送の『集団左遷』などは、思ったよりも視聴率が伸び悩みました。主演映画も、2018年に日本で公開された中国映画の『マンハント』は興行収入が3億円弱、2016年の『SCOOP!』と2019年の『マチネの終わりに』はそれぞれ7億円と8・6億円ほど。

『ガリレオ』の興行収入が2作合わせて80億円を超えたことを考えると、周囲の期待にそえなかった印象です。このタイミングで『ガリレオ』の新作に出ることで“数字の取れる俳優”として復活できるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)

 9年の助走期間を経た“福山ガリレオ”は「実に、面白い」はずである!