夫は月収100万を稼ぐ職に転職していて

昨年12月、石原さんは自身が運営している九州・長崎市の庭園に上原さんを呼んでイベント的な催しを企画していたんです。それが開催の少し前に“やっぱり行けません”と上原さん側から連絡があったそうなんです。石原さんもガックリ肩を落として“いい加減だなぁ‥…”と、こぼしていました。

 上原さんも庭造りについて学び始めたばかりで、何かできるわけではないですから、石原さんも彼女をどう扱えばいいか悩んでいるようです」(庭園関係者)

 二転三転する上原の動きに、石原氏も困惑しているよう。せっかく見つけた新たな道も、再びフイにしてしまうのだろうか……。夫も演劇の仕事を失い、八方ふさがりの状況だが、そこは一家の大黒柱が立ち上がった。

コウさんは、ソーラーパネルの販売員に転職したみたいですよ。以前に所属していた劇団の人に“月収100万円は軽く超えるんだよ”とニンマリ笑って話していたとか」(舞台関係者)

“家族を守る”とツイッターで公言しただけあって、言葉どおり、必死に家族を支えているようだ。ただ、ソーラーパネルの営業という仕事は、そんなに稼げるのか? 

 大手電力会社の社員は、

「実は、再び太陽光発電のブームが起きているんです。大手企業もメガソーラー事業へ参入をするなど、市場は少しずつ盛り上がってきている。発電効率の向上と蓄電技術が進化したことが、起因しているようです」

 そこで週刊女性はコウに直接話を聞こうと、1月上旬、バイクで帰宅したところで声をかけた。紺色の作業着を着こみ、胸元にネクタイがのぞく。かつて、ボサボサの髪を押さえつけるようにキャップをかぶり、平日の昼間に飼っている犬を散歩させていた姿とは雰囲気が一変していた。

─ソーラーパネルを販売するお仕事をされているそうですね?

犬を散歩させていたコウカズヤ氏
犬を散歩させていたコウカズヤ氏
【写真】庭師に弟子入りした上原多香子

「……」

─営業成績もいいみたいですけど?

「……」

 何を聞いても無言のまま。記者が差し出した名刺を受け取ると、口を閉ざしたまま自宅に入って行った。

 最近の活動について上原の所属事務所に確認をすると、

SPEEDとしての活動は特にしていませんが、今はコロナもあるのでお休みをしているところです。石原さんとの活動をやめたというわけではありませんよ。ただ、特に何をするかというのは決まっていないようで……。ご主人のことは一般人なので控えさせていただきたい」

 自縄自縛の道のりは、自らの行動によってしか解くことはできない。