妻&娘とのリセット
周辺視野が広がった

 映画好きで14歳のときに、直に映画監督に会えるからとオーディションを受けた映画『美しい夏キリシマ』に主演。その後、学生生活に物足りなさを感じるようになり「映画の現場に戻りたい」と本格的に活動。役者だけでなく、短編作品の監督も経験している。

柄本佑 撮影/廣瀬靖士
すべての写真を見る

「仕事が私生活に影響することはないかな。作品が終わったらリセットするというより、1日1日ちゃんとリセットする。長期ロケは生活習慣が変わるので違いますが、自宅から撮影現場に通う場合は妻も娘もいるので、その生活がリセットになっていると思います

 父親になって気づいたことも。

「以前に自分の娘(3歳)と同じ年ごろの子どもを持つ役をやったことがありますが、全然、父親じゃなかった。お父さんって何かわからないなら、わからないままやればよかったのに、繕ってお父さんを演じようとしていた。(今では)もっと普通にやればよかったと思います。

 僕自身は(父親になって)周辺視野が広がったかな。(子どもは)走り回るので車や音に対して注意を払うことを鍛えられた気がします。将来は役者に? まだそこまでは。健康に育ってくれれば細かいことは、そのときに悩もうと思います(笑)

イケメンからヒモメン

 現在、日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系日曜夜9時~)に出演。主演の綾瀬はるか扮する望月彩子の同居人でヒモ状態の陸を演じている。「サスペンスフルな作品で僕はわりとラフなパート。深刻でもオアシス的な感じでいられたらいいかなと思います」と柄本。

 昨年は『知らなくていいコト』(日本テレビ系)でのイケメンカメラマンぶりが話題に。「虚構のイケメンをカメラの角度、照明さん、メイクさん、衣装さんとみんなで作り上げたので、反響をもらえたのはチーム力だと思います。今回は、まったく違った役柄になっているので、楽しんでもらえるように頑張ります!」

(C)映画『痛くない死に方』製作委員会

映画『痛くない死に方』
柄本佑、坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二ほか出演
2月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

ヘアメイク/廣瀬瑠美 スタイリスト/林 道雄