『FOD』オリジナルとして'18年に配信が始まった連ドラ『ポルノグラファー』。同サービスにおいて、史上最速100万回視聴を達成&その年の入会動機作品ナンバーワンに。そして配信作品としては異例のDVD化も。

 続編(『ポルノグラファー〜インディゴの気分〜』)の反響も大きく、ついに映画化! 『劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜』が2月26日公開に。

 地上波ではまずお目にかかれない濃厚キス、激しい絡み……とにかくすごくエロいのに、心を絞られるように切ない。主演の2人に、本作への思いを聞いた。

ヒットは全然
予想していなかった

猪塚健太(左)と竹財輝之助(右) 撮影/山田智絵

 大学生の久住春彦(猪塚健太)はある日、自転車で人と衝突してしまう。相手は元・純文学作家で、現・官能小説家の木島理生(竹財輝之助)。右手を骨折させてしまったお詫びに、木島の官能小説の“口述筆記”をすることに。

 好奇心、刺激的な官能小説、人間的興味、過去の恋人の影、性を凌駕した恋心、戸惑い、押し殺す気持ち、明るみになった嘘、葛藤、欲望、涙……。

 ドラマシリーズでは、気持ちを確かめ合って結ばれた2人だったが、木島は東京を離れて実家に、春彦は大学を卒業して広告マンに。遠距離恋愛となった2人は不安にかられ、苛立ち、そしてすれ違う……。

――配信開始から3年を経て、劇場版が公開に。『ポルノグラファー』がこんなに大きな作品になるとぶっちゃけ、思ってた?

猪塚「まったくです(笑)」

竹財「ぶっちゃけ、まったく思ってなかったです(笑)。僕の勝手なイメージですけど、『ポルノグラファー』のような作品を愛してくださる方は、隠れていたい人だと思っていたので。SNSでの応援など、ここまで行動を起こしてくれるとは思ってもなかった。それがいちばんびっくりしましたね

猪塚「しかも '18年の撮影当初は、今ほどBL作品が多くなかったし、世間的にもそんなに受け入れられていないジャンルだったので」

――確かに『おっさんずラブ』( '18年)、『きのう何食べた?』( '19年)、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』( '20年)など近年、BLドラマのヒットは多い。たった3年だけど、そんなに変わった?

猪塚急激な気がします。だから、再生最速記録とか、劇場公開とか、全然予想していなかったです