喧嘩売りたいなら買ってやるから来いや

 2月14日、ニコニコ生放送でそう吠えたGACKT。穏やかではない理由はというと――。

GACKTの炎上続きの背景

5か月ほど飼っていた愛犬を、知人へのサプライズで里子に出すという動画を美談のようにYouTubeで投稿したことに対し、“犬の気持ちを考えていない”などの批判が集まりました

 この動画だけでも炎上してしまいましたが、批判する人に対し、“喧嘩を買う”というような反論を続けて投稿したことで火に油を注ぐ形になってしまっています。

 もっとも、対象となった動画は炎上後に“コメント投稿不可”にしているため、“喧嘩を売りたくても売れない”状態にGACKTさんがしているのですが……」(スポーツ紙記者)

 ここ最近、炎上が続いているGACKT

昨年末には、元ホストで実業家のROLANDさんと共同で立ち上げたアパレルブランドに、商品デザインの“パクリ”疑惑が生じ、批判が殺到。疑惑を認めて謝罪することになったのですが、ROLANDさんは契約を解除し真摯に謝罪した一方、GACKTさんは、この件はブランドを運営する会社に非があり、自分は悪くないというような態度をとったため、さらなる批判を呼んでしまいました」(同・スポーツ紙記者)

 以前にも違法性が噂される仮想通貨に関わるなど、大小さまざまな炎上をくり返しているGACKTだが、ここ最近、逆風が吹き続けている理由をレコード会社関係者は次のように指摘する。

「昨年、10代のころからの付き合いで、長年GACKTさんを支えてきたバンドメンバー数人をメンバーから外しました。ほかの仕事よりも何よりも彼を優先してきた人たちを、言ってしまえばクビにしてしまったのです。仕事に対しての考え方が合わなくなったことが理由の1つだと言われています。

 また、同時期にはこの10年間運転手なども務め、身の回りのことを支えてきたマネージャーも、本人の意思ではあるようですが、GACKTさんの事務所を離れています」

 世間的にも“オレ様”なキャラで知られてはいるが、かつての仲間と袂(たもと)を分かったことで、彼の周りはイエスマンばかりになってしまったようだ。

「もともと自分に自信のある人ですが、これまで以上に“天狗”になっているのではないでしょうか。“自分のやり方は間違っていない”“自分は正しい”という強い思いが先走り、彼の考えに対して意見を言える人もいない。そういった状況が、昨今の炎上続きという結果につながっている気がします」(同・レコード会社関係者)

 新春恒例の『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)では、いっさい“間違っていない”GACKTだが、間違いを素直に認めることも、ときには必要!?