《改めまして、浦和レッズに関わる全てのみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。昨年も自覚を欠いた行動を起こしたにも関わらず、今回新監督と一緒にチーム一丸となって開幕を迎えなければならない大事な時期にチームの和を乱す行為を行ったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした》

 3月12日、サッカーJ1リーグ・浦和レッズに所属する柏木陽介が、J3リーグFC岐阜へ移籍することが発表され、クラブを通してコメントを発表した。

繰り返された“規律違反”

「柏木選手は、引退した内田篤人さんや浦和レッズ所属の槙野智章選手らと同世代。サンフレッチェ広島でプロデビューし、1年目からレギュラーに定着。翌年には日本代表にも選出されました。

 '07年に開催された20歳以下のワールドカップには内田さんや槙野選手らと出場。“ビリーズブートキャンプ”や“ドラゴンボール”などの派手で少しふざけたようなゴールパフォーマンスが話題となり、彼らの世代は“調子乗り世代”と呼ばれるようになりました」(スポーツ紙記者)

 チームの看板、象徴として“浦和の太陽”などと呼ばれていた柏木。近年は出場機会が減少してきていたとはいえ、なぜJ1リーグから数えて3部にあたるJ3リーグへ“都落ち”してしまうことになったのか。

「柏木選手は、浦和の沖縄キャンプ中である2月4日に、チームメイトの杉本健勇選手と飲食店を貸し切って外食していたことが発覚。浦和はコロナ禍もあり、外出禁止のルールを設けていたため、規律違反となりました。

 柏木選手は“厳重注意と罰金”と“くり返しのチーム規律違反行為があったため、トレーニング参加については、現状未定”となり、杉本選手は“厳重注意と罰金”という処分となりました。杉本選手はすぐに練習にも参加し、すでに開幕しているリーグ戦にも出場しています。

 2人の処分に差があるのは、柏木選手は昨年秋にもクラブの規律違反行為を犯していたという、“前科”があったためです」(同・スポーツ紙記者)

 浦和所属時の柏木の推定年俸は1億円といわれており、J1リーグでも特に年俸水準の高い浦和から、J3リーグのクラブに移籍することは大幅な年俸ダウンが予想される。そんな中、彼は人生における大きな決断をしていた――。柏木の知人が語る。

「柏木選手は現在、都内でも屈指の高級住宅地にあるマンションに、妻である元TBSアナウンサーの佐藤渚さんと昨年4月に生まれたお子さんと一緒に住んでいます。そちらのマンションは賃貸契約で家賃は月に50万円ほどなのですが、このたび新居を購入されたそうなんです。大きな公園なども近くにある子育てのしやすいエリアで、メゾネットタイプの億ションみたいですよ

 そんな状況で入ってきた岐阜への移籍のニュース。

「柏木選手は'10年から浦和に所属していますが、ずっと住まいは都内で、そこから浦和へ通う生活でした。今回は、家を買ったタイミングでの岐阜行き。さすがに都内からは通えないので単身赴任ということになるのでしょう」(同・柏木の知人)

 移籍の際に出したコメントでは《FC岐阜でサッカー選手として、人として成長し、これまでの弱い部分を克服して、また埼玉スタジアムでプレーできるように努力します》とカムバックを誓っていた。別の柏木の知人が語る。

「一度、一緒に飲みながら日本代表戦を見たことがあるんですが“やっぱ代表入りてぇよな……”とつぶやいていて、その横顔が何とも言えずかっこよかったですね。なんか常に上を目指すアスリートな感じがして」

“岐阜の太陽”として、新天地で輝く活躍を祈りたい。