ソロ活動と憧れの山下智久

 岡本はグループを脱退しても、当面はジャニーズ事務所に在籍する予定だが「ブランクもある中で、果たしてどこまでやれるのかは疑問」と話すのはスポーツ紙記者。

ジャニーズの俳優枠は嵐、生田斗真、風間俊介らがいるため、ドラマは厳しく、舞台も実績がないので、主演ではなく、誰かのバーターで出演するところから始めなければならないでしょう。

 そうなると、今後はかなり厳しいと思います。それに2年間の活動休止で収入もなかったので、金銭的に厳しいでしょうから、もしかすると実家に援助してもらう可能性もあるかもしれません」

 実家とはもちろん父・岡本健一のことだが、岡本が留学を終えた直後から、父親が代表を務める塗装会社の取締役に就任していることを『週刊女性PRIME』は今年1月に報じた。(『岡本健一が経営する会社の“取締役”に息子・圭人の名前が!「ジャニーズ規約違反説」を直撃』より

ジャニーズ事務所は報告を受けているとしたものの、副業を禁止しているので、かなり異例の処遇といえます。やはり父親のバックアップも大きいのでしょうね。

 本人は以前から山下智久に憧れていて、山下の活躍を見て“海外志向”がさらに強くなったのではともいわれていますが、いずれにしても本人の気持ちはすでにジャニーズという枠を越えたところに向いているのかもしれません」(女性誌記者)

 岡本の脱退を受け、同じJUMPのメンバーである山田涼介(27)は以下のようなコメントを寄せた。

最初その話を聞いた時は『本当に自分勝手なやつだな』と思いました。でも話を聞いていると、ここまで強い意志を持った圭人は今までいなかったなと思うくらい、強い意志を持っていました

 また10日に『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)に出演した八乙女光は、

残念とは言い切らないです。僕らも複雑ですけど、腹をくくって圭人の道を応援します。残念だったけど、背中を押すって決めたし『あいつをHey! Say! JUMPに残しておけばよかった!』と思うくらい大物になってほしい。いつまでも、あいつはかわいいかわいい弟。関係性は変わらない。メンバーではなくなるけど、ファミリーです

 とエールを送った。

 11日の配信ライブで、9人としては最後のパフォーマンスを披露。12日14時から岡本圭人情報サービスの入会受付が始まり、ジャニーズ事務所としても彼の背中を押していくようだ。前途多難な岡本、仲間の後押しを力に変えて飛躍できるだろうか。