大野が舞台に立った『京都シアター1200』は、現在は改装され『京都劇場』となっている
【写真】貴重なデビュー当時の嵐メンバーたち

 一世一代の決意だったが、すぐには結果が出なかったようで……。

「鳴り物入りでオープンさせた劇場で、1日5回の公演が基本。なのに1000人が入る劇場に50人ぐらいしか入らない日が続いたんです」(同・芸能プロ関係者)

 そこで、あの手この手でファンを集めようとした。

「京都に修学旅行で来た中高生を動員したり、嵐山にあったジャニーズショップと一緒に宣伝もしました。東山紀之さんやKinKi Kidsの2人などがゲスト出演することもありましたが、ゲストがいない日は空席が目立っていましたね」(舞台関係者)

 そんな中、大野は舞台をよりよいものにしようと懸命に動いていたという。

「東京から来ていた年長のJr.が、途中から舞台監督も兼任するように。そこで、周りの大人や、ほかのJr.をどうすれば動かせるかを大野くんと2人で話し合っていました。時には先輩Jr.に嫌われるのを覚悟で注意することも。屋内で鳩100羽を飛ばす演出があったんですが、それも彼らで考えたアイデアです。“京都での経験はとにかく役に立った”とよく話していました」(同・舞台関係者)

Jr.同士で青春時代を過ごした思い出の旅館

 公演中に出演者が宿泊していたのが、今回、大野が新恋人と訪れた旅館である。

「京都駅から10分ほどの場所にある、1泊1万円ほどの京都では比較的リーズナブルな旅館です。アットホームな雰囲気で、修学旅行や合宿などで、団体客が貸し切りで利用することもあります」(タウン誌ライター)

 初めは、大野も数人で雑魚寝するような大部屋に寝泊まりしていた。

「しばらくすると、主演クラスだった彼にはマンションの部屋が用意されて、それからはマンション暮らしに。とはいえ、仲のいいほかのJr.たちは旅館に泊まっているので、遊びに行くこともあったそうです」(前出・舞台関係者)