自力での解決は難しい

「被害妄想かもしれませんが、相談者は本気で悩んでいるんです。これは孤独や高齢化、コミュニケーション不足が生み出した社会問題だと考えられます。年々増加しています」

 だが、こうしたケースの場合、解決は非常に困難だとも。泣き寝入りをせざるをえないことがほとんどだという。

「加害者も自分は悪くないと思っているため、警察、行政が介入しても解決は困難。加害者の家族の協力が得られる場合には解決できる可能性がありますが、そうでない場合はご自身が引っ越すしかないと思います。自分が悪くないのに住み慣れた場所を手放すのは非常に悔しいでしょうが、はるかに短期間、低費用で苦しみから解放されます」

 隣人問題は引っ越しや自宅購入前の事前の調査で避けられることがある。

関係がこじれ迷惑行為が続くどころか最悪、殺人や傷害事件にも
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「引っ越し前には両隣、集合住宅だったら上下にどんな人が住んでいるのか実際に足を運んで尋ねるのもいいです。家族構成や話した時の雰囲気を知るだけでも、トラブルが起こりやすいかをある程度予測できます」

 近所に住む『DQN』たち。もしかしたら周囲からは見えない、大きな悩みや闇を心に抱えているのかもしれない。