事務所負担で留学も

 また、事務所に所属してから半年後の2018年10月、TBSの連続ドラマ『中学聖日記』で主演の有村架純(28)の相手役に抜擢された。まだ19歳のときだ。この時は無給で、iPhoneを支給されただけだったが、放送終了後、米国のロサンゼルスに4か月留学した。当然ながら、その費用は同社が出したという。

「留学費用は1000万円前後と聞いています。4か月ですからね」(前出・民放関係者)

マネージャーがピッタリ寄り添っていた未成年のころの岡田健史
【写真】岡田健史出演の『中学聖日記』、打ち上げでの有村架純が可愛すぎる

 これらの待遇に満足するかどうかは人それぞれだろうが、少なくとも岡田を独立に走らせた最大の動機ではない。では、どうして同社を離れたいかというと、仕事をすべて自分で選びたいからだという。

彼はこれまでの仕事が自分のやりたいものではなかったという思いが強い。収録現場でもその思いが見え隠れしていた。仮処分の審尋でもこの問題を中心に訴えているようです」(前出・ほかの芸能プロ関係者)

 芸能プロはタレントを育て、売り込むもの。一方の岡田側は自分ですべてやりたいと考えている。金銭面などが争点であれば、どちらかが歩み寄ればいいが、芸能プロとタレントの関係性の根幹に関わる問題なので、そう簡単には決着しない。だから審尋が終わらない。

「裁判所は和解を薦めているはず。争ったって双方とも得しませんから。契約が残っているので、スウィートパワーに重大な瑕疵(かし)でも見つからない限り、独立は認められない。だから和解案は岡田君が残り1年9か月の契約を全うし、その間はスウィートパワー側には岡田君の話にもっと耳を傾けるよう求めるといったものになるでしょう。そして契約が終わった後は岡田君をスウィートパワーが温かく送り出すよう促すはず」(同・ほかの芸能プロ関係者)

 岡田は裁判所に対し、芸名を変えたいとも訴えているという。同社が付けた芸名だ。せっかく知れわたった名前を捨てるのは惜しい気もするが、同社から与えられたものは仕事も名前も嫌らしい。