マロニーの由来にギャグセンスあり

●シュミテクト【1992年~】​
・「シミる」と「プロテクト」を合わせた造語

 知覚過敏症状予防ハミガキを中心としたオーラルケア製品のブランド名。日本では1992年に発売され、世界各国ではSensodyne(センソダイン)のブランド名で販売されている。

知覚過敏症状で歯がシミるのを防ぐという意味で、『シミる』と『プロテクト』を合わせた造語として、シュミテクトと名づけられました」(グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン 広報担当)

●モンプチ【1987年~】
​・フランス語で“私の大切な可愛い子”という意味

 高級志向のキャットフードのブランド。

「日本で初めての食べきりサイズの高級ウエットキャットフードを発売するにあたり、従来の商品とは一線を画し、“大切な猫ちゃんに提供する、喜んでもらうための高級な食事”という新しいコンセプトで展開しました。

 その際に商品のブランド名称として『Mon Petit』という、フランス語で“私の大切な可愛い子”というニュアンスがコンセプトを表していたことと、日本人にとって覚えやすくなじみやすい言葉であったことから決定しました。『モンプチ』は発売と同時にヒット商品となり、現在でも高い認知と人気を獲得しています」(ネスレ日本 広報担当)

モンプチ

●スプライト【1961年〜】
​・Spirit(元気)とSprite(妖精)を掛け合わせた名称

 60年前にアメリカで誕生した炭酸飲料水。日本では1971年から全国で販売され、フレーバーのリニューアルが何度か行われている。現在では190以上の国や地域で販売。

英語のSpirit(元気の意)とSprite(妖精)に由来し、炭酸が威勢よくはじける様子、さわやかな透明感などを表現しています。炭酸による刺激と清涼感のあるクリアな味わいが、世界で若者を中心に幅広い層からの支持を集めています」(日本コカ・コーラ 広報担当)

スプライト

●マロニー【1964年〜】​
・「まろやかに煮える」という意味とシベリアの少女・マロンの思い出

「溶けにくいはるさめ」として1964年に販売スタート。主原料は北海道産じゃがいも澱粉で、コーンスターチを配合。

マロニー創業者の吉村義宗は、終戦後シベリアでの抑留生活を余儀なくされました。帰国した吉村が開発したマロニーは、まろやかに煮えるというシンプルな連想から名づけられたものでした。さらに、吉村はその響きからシベリアの工場で一緒に働いていたロシア娘を思い起こしました。

 愛称はマロンで、誰にも分け隔てのない明るい性格の持ち主。暗くてつらいシベリア生活の中でも、彼女の周りだけはいつも明るい光が満ちあふれていたそうです。マロニーは、『まろやかさ』と、このシベリア少女のイメージを重ね合わせたものです」(マロニー 広報担当)

 関西のギャグセンスとロマンチックさの融合が、ひらめきの源だったのだ。

現在と初代のパッケージ