一方で高評価の声も。

「三浦春馬さんのエレン、石原さとみのハンジがハマっていただけに残念感がすごい」(30代・女性)

 ドイツをベースにしている同作。そもそも日本を舞台にしている時点で難しいと思うのだが……。

 上位5位までを見るとジャニーズタレントを起用した作品が多い。テレビウォッチャーの神無月ららさんは、

「確実に視聴率を取りにいくためには、原作人気とキャスティングされる俳優人気、どちらも借りたいのが制作側の本音だと思います」

 と、裏事情を分析する。

「視聴者の目も肥えていますから、バーターとか事務所のごり押しが見え隠れすると、嫌われてしまいます。6位の『ビブリア~』は、剛力さんのキャスティングが発表された途端、スポンサーに抗議した原作ファンもいましたから」(ドラマ制作関係者)

『ビブリア古書堂の事件手帖』の実写化では剛力彩芽のキャスティングが話題になった
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 キャスティング主導が生んだ失敗ともいえる。それが顕著に出たのが、7位の『有閑倶楽部』だと前出の神無月さん。

「主人公は一応剣菱悠理(けんびし・ゆうり)なのですが、制作側は松竹梅魅録(しょうちくばい・みろく)役の赤西仁くんを主役におきたかったのでしょう。どちらかといえばメンバーの中でもサブ的なキャラクターの魅録を無理やり主人公にしてしまい、まったくの別物に」

 キャスティングありきで組んで成功した作品も。

「ビッグカップルを生むことになる、『逃げるは恥だが役に立つ』です。あの作品は新垣結衣さんのキャスティング先行でした」(ドラマ関係者)

(左から)新垣結衣、星野源

『逃げ恥』成功の理由をドラマウォッチャーのくのいちこさんは、

「原作のよさを過不足なく伝える誠実な脚本と、遊び心ある演出。キャスティングもハマりまくり。主役2人が本当に結婚したのも納得です」

 と絶賛する。

 来年1月からの月9はすでに菅田将暉主演で人気漫画『ミステリと言(い)う勿(なか)れ』の実写化が発表された。これから生まれる神実写化作品に期待したい!