芸能界3本の指に入る女好き

梅沢 いい芝居だった。まず、あのローカルテレビ局のMXを会場にして、記者でいっぱいにしたのが前代未聞。いざ会見が始まったら見てる人が「プッ」と笑っちゃう内容なんだから、大成功だよ。

原田 その日は僕がMCをしていた『5時に夢中!』で、自分のスキャンダル記事を紹介した直後の会見でしたからね。本当にMXに救ってもらいました。

梅沢 たしかに、小さい局だから自由にできる部分はある。その後も『笑ってはいけない』に出て、仕事も続けて2年たったら世間の好感度もコロッと変わっちゃった。

原田 そうなんですかね……。

梅沢 そもそも2年間も同じネタで引っ張れる人なんてそういないから! 原田さんは自分で自分のネタを大きくしたのよ。

原田 僕自身がネタにしてたんですか!?

梅沢 不倫スキャンダルなんて新しい話題が出ればどんどん興味が失われていくはずなのに、ひとつのネタでテレビに出たり週刊誌で連載したり、どんどん話が大きくなってるじゃない。

 これは原田龍二という役者が持つ魅力によるものだと思うよ。

原田 ありがとうございます! でもこれ以上は無理ですよね。

梅沢 いやいや。もう、芸能界3本の指に入る女好きだと思われてるよ!

原田 先輩に比べたら僕なんか全然ですよ!……

梅沢 今度は奥さんと一緒に青汁のCMに出たじゃない。 不倫してスポンサーが離れた芸能人はいっぱいいるのに、なんなのよそれって。

原田 そうなんですよ。僕自身、こんな展開になるとは思ってなかったです。

梅沢 誰も予想できないよ(笑)。俺なんて自分の浮気話に自ら色をつけてネタにして一生懸命やってきたのに……。悔しい! 本当に許せない!

原田(手元のペットボトルを持ちながら)梅沢さん、これに毒入れてないですよね?(笑)

【本日の、反省】梅沢さんとずっとお話ししてみたかったので、うれしかったです。僕みたいな後輩がやらかしたことを笑い飛ばせるのは、梅沢さんが険しい道を歩んできた証拠ですよね。正直に生きるとはどういうことなのか、梅沢さんに学ばせていただきました。正直な自分を堂々と表に出しつつ、世間に求められている役もしっかり演じる、まさに役者ですよね。すごくカッコよかったです!

梅沢富美男(うめざわ・とみお)●1950年、福島県生まれ。初舞台は1歳7か月。2012年から「梅沢富美男劇団」の座長を務める。女形の艶めかしさが話題となり、下町の玉三郎と呼ばれる。1982年に小椋佳作詞・作曲『夢芝居』が大ヒット。近年では第2次梅沢富美男ブームが到来し、幅広い世代に人気。公式サイト「梅沢富美男チャンネル」にてお悩み相談や格言、料理レシピなどさまざまなコンテンツを配信中!
原田龍二(はらだ・りゅうじ)●1970年、東京都生まれ。第3回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞後、さまざまな作品に出演。司会者として『バラいろダンディ』(TOKYO MX)金曜日を担当。芸能界きっての温泉通、座敷わらしなどのUMA探索好きとしても知られている。現在、YouTubeチャンネル「原田龍二のニンゲンTV」を配信中!

《取材・文/大貫未来(清談社)》