来年放送されるNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に大森南朋が出演する。

「沖縄県のサトウキビ農家に生まれたヒロインが、東京で沖縄料理店を出すために奮闘し、成長していく物語。ヒロインは黒島結菜さんが務め、大森さんは彼女の父親役を演じます」(スポーツ紙記者)

 大森といえば、昨年7月に放送されたドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)で演じた“かわいいおじさん”が話題になった。

多数のオファーを断って

「家事が苦手な多部未華子さん演じるキャリアウーマンと、料理や洗濯、掃除をパーフェクトにこなすスーパー家政夫役の大森さんのかけ合いが人気に。平均視聴率は15・1%を記録し、TBSの火曜ドラマ枠では'16年の『逃げるは恥だが役に立つ』に次ぐ歴代2位を記録しました」(同・スポーツ紙記者)

『私の家政夫ナギサさん』(公式HPより)

 大森にとって“当たり作”となったこのドラマのおかげで、今年は多くの作品に引っ張りだこ……ではなかった。

「放送から1年たちましたが、連続ドラマに1本もレギュラー出演してないんです。今年出たドラマは、8月5日にMBS系で放送されたオムニバス形式の『初情事まであと1時間』のみ。普段の彼は1年に1回は連ドラに出ているのですが、今年はなぜか仕事をセーブしているように見えますね」(テレビ誌ライター)

 とはいえ、あれだけ一大ブームを巻き起こした“主役”をテレビ局が放っておくわけはない。

『わたナギ』以来、大森さんにはたくさんのオファーがありましたよ。ただ、それらをすべて断ってしまったみたいなんですよ……」(テレビ局関係者)

 大森が連ドラ出演を“休業”しているのには、こんな理由が。

“役のイメージがひとり歩きしたまま、芝居をするのは控えたい”と漏らしているんです。大森さんはさまざまな役を演じてきましたが、『わたナギ』ではこれまでになかったコメディーな芝居をしたことで話題になりました。しかし、印象の強い役だったために、演じる役が限定されることを恐れているのではないでしょうか」(同・テレビ局関係者)

 これまで、多様な“顔”を見せてきた彼なりの強いこだわりがあるのだろう。

 過去に雑誌のインタビューでも、自身の俳優観についてこのように語っている。

《俳優としての目立ち方は、大作映画に出てホームランを打つよりも、バントで出たつもりが二塁まで行ってしまうとか、そういうほうが理想なんです》

『わたナギ』はまぎれもない“ホームラン”だったが、その結果に慢心せず、ポリシーを守り続けているのかも。